ミニマルルームに住んで感じる4つのメリット・快適な空間にするための3つのコツ

ミニマルルームに感じるのはメリットばかり
このブログを読んで下されば、僕の部屋がいかにシンプルか、いかに物が少ないか、お分かり頂けるのではないかと思う。何せ家具らしい家具は無印良品の折り畳みテーブルと椅子、テレビを乗せたカラーボックスしかない。カラーボックスも中身はほぼ空である。あくまでテレビを載せる台として使っている。ベッドはない。毎晩寝袋を敷いて、その中でヌクヌクと眠っている。約4年前に引っ越してきてから、基本的には何も増えていない。そして何の不便も感じていない。感じるのはメリットばかりである。
会社の部下の青年が年明けから実家を出て一人暮らしを始めることになった。そこで僕は少しでも参考になればと、自分の部屋の画像を見せたのであるが、「こ、こんな部屋で生活しているんですか…」と明らかに引いていた。
まあミニマルライフなどに興味のない方から見れば、一般的な反応だと思う。
実をいえば一人掛けのソファだけは今でも時折欲しいと思うのだが、物が増えれば部屋が狭くなるし、掃除の手間も増えるというデメリットを考えてしまう。
ミニマルルームに住んで実感する4つのメリット
これから単身赴任生活を始めるという方にミニマルルームを無理に押し付けることは出来ないが、このブログを見て下さった方にはミニマルルームの良いところを積極的にお伝えしていきたい。
1.初期投資が低く抑えられる
買う物自体が少なければ当然かかるお金も少なくて済む。
2.掃除が楽である
物自体が少なければ散らかってもあっという間に片付けられるので掃除が早く、楽である。僕は電気掃除機も持っていない。
3.健康的な空間で暮らせる
掃除がしやすいということは掃除をし残す場所が少ないのでハウスダストやダニが発生しずらい、したがって住空間が健康的になる。特にアレルギー持ちの方には是非お勧めしたい。
4.居心地が良く落ち着く
先の一人暮らしを始めた青年をはじめとする非ミニマリストらからは、「こんな殺風景な部屋で落ち着かないのでは」と心配されるが、僕にとってはとても居心地が良く、落ち着くのである。例えば茶室とか旅館の部屋って物は少ないけど、妙に落ち着くでしょう。僕にとってこのミニマルルームはまさに茶室なのである。仕事で細々したことに神経をすり減らした後にこの部屋に帰ってくると、スーッと心が落ち着くような気がする。
ミニマルながら居心地の良い空間にするための3つのポイント
ただ単に物さえ少なければ居心地の良いミニマルルームが出来るという訳ではない。そこにはやはりおさえるべきポイント・コツがある。
1.テイストを統一する
シンプルルームを殺風景ではなく、洗練された印象にするポイントは、テイストを統一することである。僕の場合はテーブルも椅子もカラーボックスも無印良品である。無印良品の削ぎ落とされたデザインはミニマルルームにはピッタリで、ミニマリストには愛用者が多い。
2.照明には少しだけ気を使う
僕は部屋にもともとついていた青白い蛍光灯のシーリングランプが嫌で、まず蛍光灯を電球色に変えた。さらにIKEAで買ったアイアンのフロアランプを置いた。これは大成功であった。ミニマルルームだからこそ、ちょっとしたポイントを変えるだけで部屋の雰囲気はものすごく変わる。
3.カーテンではなくブラインドを使う
ミニマルルームにはシャープなブラインドは良く似合うし、カーテンを開け閉めする煩わしさ、カーテンが汚れることで発するホコリ、臭いもない。防音や防寒面では若干の心配もあったが、使い始めてみれば特に大きな問題はない。
足りないと思えば買い足すことはいつでも出来る。一方一度買ってしまうと、不要になっても捨てるのはなかなか大変なことである。
単身赴任の部屋というのはあくまで仮住まいである。いざとなればキャンプの如く、数時間で部屋を撤収出来るくらいの身軽さを備えておきたい。全て万全に整えてデーンと構えてしまうと、なんだかいつまでも帰れない運気を呼び寄せているような気にならないか。部屋に置くのは今の自分の生活にとって必要な物だけにすれば、広くない部屋でも十分広々快適に使えるのである。単身赴任を始めるにあたって、ミニマルルームを一度検討してみてはいかがだろうか。