「単身赴任」と「ミニマルライフ」は相性抜群だと思う

このブログをひととおり読んで下さった方であれば、このブログの二本の柱となるテーマが、「単身赴任」と「ミニマルライフ」であることはご理解頂けると思う。

ま、テーマなどというほど立派なものでもない。単に低予算単身赴任者がミニマルライフを実践し、その中にささやかな楽しみを見出してそれをちょこちょこご紹介しているといった程度のブログである。それにしょっちゅう脱線するし。

ささやかな楽しみの中にはこのブログで自らの生活を切り売りするといった行為も含まれている。しかし、芸能人でもないおじさんの私生活など見たい人がいるのだろうか。しかし、僕にとっては大事なルーティンである。ご笑納いただければ幸いである。

それでも、なんだかんだで単身赴任生活を約3年やってきた。

会社員でもスポーツ選手でも、丸3年やってきたとなれば、まだまだベテランとは言えずとも、かといって初心者でもない。一通りの経験は積んで、これからはその経験を基に実力を発揮することを期待される時期、と言える。さしずめ日ハムの清宮とかヤクルトの村上あたりであろうか(野球全然詳しくないけれど)。

そんな僕が自信を持って申し上げられること、それは「単身赴任とミニマルライフは相性抜群だ」ということである。

何せ買うものが少なければ当然初期投資は低く抑えられる。ランニングコストもかからない。維持するための時間・手間もかからない。

掃除なんかは週末の朝1時間もあればからぶきから雑巾掛けまで終えてピカピカである。物が多ければそんな訳にはいかない。僕はとにかく、使わないもので溢れていてそれらが埃まみれ、というのが我慢ならないのだ。決して潔癖症ではないけれど。

寝具はキャンプ用のパッドの上に寝袋をセットして寝ている。これが思いのほか快適だ。セットするのもしまうのもあっという間だ。丸洗いできるので清潔だし、いざとなればどこへでも持っていける。

電化製品の説明書・保証書は全て捨ててしまった。保証書は大手チェーン店であれば、ポイントカードを使えば購入履歴はちゃんと保存されており、保証書がなくとも無償対応してくれる場合が多い(駄目な場合もあるかもしれない。責任は負えないので悪しからず)。ガスや電気の検診票もさっと目を通したらすぐ捨ててしまう。だからそれらを保管しておく収納用品など不要だ。

人間一人でできる仕事の量なんてたかが知れている。やらなければならないことが多ければ、一つ一つの質は下がるし、時間もかかって疲労も溜まる。逆もまた然りである。

せっかくの休日、自分一人のためのハウスキーピングなどさっさと終わらせて楽しみたいではないか。

それに、全て盤石に整えてデンと居を構えると、なんだかいつまでもここにいて、ずっと帰れなくなる様な運を呼び込むような気がするのである。

単身赴任はあくまで限られた期間であり、仮の住まいだ。しかし、それも人生の大切な一期間であるから、見知らぬ土地での不慣れな暮らしもせいぜい楽しんでみよう、というのが僕の考えだ。

そのために、身軽なミニマルライフは単身赴任と相性抜群だと思うのだ。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。