モンベルのスリーピングパッドが丸3年で天寿を全うした

このタイトルを見ても、何のことだかわからない方もいるかと思う。

以前ご紹介した通り、3年前に単身赴任を始めてからこれまでずっと、寝る時はモンベルの寝袋を使用してきた。

フローリングの床の上に直接寝袋では流石に冷たく固いだろうと思い、同じくモンベルのスリーピングパッドを購入した。

これが優れもので、中にはウレタンのクッションが入っているのだが、さらに空気を入れられるようになっていて、自分好みの硬さに調節が出来る。わずか5cmの厚さながら寝心地は極めて良好で、寝心地が悪くてよく眠れなかったり体が痛くなったことは一度もない。幅が60cmしかないので、最初は窮屈なのではないか、寝返りをうったら直ちにパッドから転落するのではないか、と心配したものであるが、それは杞憂であった。

しかも¥12,000と安い。量販店で一番安いベッドを買って、その上にマットレスを敷いたらまず¥12,000では収まらないであろう。

かように極めて優秀なスリーピングパッドであったが、当初心配したのはその耐久性であった。アウトドア商品ゆえ、毎日使用するということは想定されていないのではないか、毎日使ったら3ヶ月くらいで駄目になるのではないか、毎日部屋の中で使っているなんてモンベルの関係者に知られたら怒られるのではないか、といらぬ心配をしていたのである。

しかし、そんな心配をよそにほぼ3年、ちゃんと僕に快適な眠りを提供してくれたのである。

その日は突然やって来た。

先週のある朝、いつものように起きて寝袋を片付け、最後にスリーピングパッドを立てかけようとしたら、肩に当たる部分に拳大の膨らみがあるのを見つけたのである。それはまるで火傷をした後にできる水膨れのような形状であった。「あれ、どうしたのかな」と思いつつ会社に行って、帰ってきたら明らかにその水膨れ状の膨らみが大きくなっている。しかも耳を近づけるとペリペリと、何かが剥がれるような音が中から聞こえるのである。

もう寝てもその膨らみが体にはっきりと感じられ、これはもう寿命であることを悟った。

その画像を撮影してブログのネタにしようかなとも考えたが、3年の間夜な夜な上に乗っかった仲である(乗っかったは変かな)。そのような相棒の最期の惨めな姿を衆目に晒すのは忍びなく、僕の記憶だけに深く刻み込んでおくことにした。

それでこの前の土曜日、モンベルショップで新しいのを買ってきた。たまたまアウトレット品(型遅れ品)が安く売っていたのはラッキーであった。

改めて製品説明をよく見てみると、「汗や皮脂などの汚れが付いた際は、ご使用後すぐに中性洗剤で洗って下さい。汚れを放置すると、それらが染み込むことで生地が剥離して空気漏れの原因となります」と書いてある。

思い返せば、冬はこれの上に寝袋をセットするから直接肌が触れることはないものの、夏はパッドの上に直接パンツとTシャツで寝ていた。パッドに直接顔を押し当て、涎を垂らして目覚めることもあった。当然汗も皮脂もその上涎も付く。寝袋は定期的にコインランドリーで丸洗いをしているが、パッドはほぼノーメンテであった。

これがいけなかったのかもしれない。皮脂が徐々に染み込んで、中の接着剤を剥離させた結果中で空気漏れを起こしたのかもしれぬ。恐るべし我が皮脂。

調べたらパッド用のカバーが売っているようである。早々にこれを購入して、今後はカバーをつけて使おうと思う。

それでもこのようなラフな使い方にも関わらずほぼ3年間にわたって快適な眠りを提供してくれたのは大したものだ。当初は1年もてばいいやと思っていたので、十分元は取れたと思っている。

本宅の妻も僕が勧めるものだから、昨年から寝袋生活を始めた。僕はもう、単身赴任を終えても一生寝袋とパッドで十分と思っているし、死んだら棺桶ではなく、寝袋のまま火葬してほしいとさえ思っている。寝袋LOVEなのである。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。

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