照明ひとつでミニマルルームの居心地はここまで変わる

単身赴任者の方の嘆きとして、「会社から、あるいは本宅から帰って来たときに寒々しい蛍光灯のガランとした部屋に帰るのがたまらなく侘しい」というのをよく聞く。

特にこれから迎えなければならない冬の時期、実際に寒いのにそこへ来て寒々しい照明の部屋に帰ったのでは体も心も冷え切ってしまうであろう。

僕は前にも書いた通り、一人暮らしの仮住まいではあっても照明にはちょっとこだわりがあり、照明によって部屋の居心地を良いものにすべく、ひと工夫している。

もちろん、大掛かりな工事やお金が掛かる事は出来ない。

実際にやっているのは蛍光管を電球色に変えたこと、IKEAでフロアランプを購入したこと、この2点である。

しかし、これだけであるが効果は劇的で、テーブルと椅子とゴミ箱しかないともすれば寒々しくなりそうな部屋の居心地は最高だ。

今回は実際、改善前と改善後の部屋の違いについてご覧頂きたく、一応保管してある白色の蛍光灯を取り付けて比較してみた。

まずは、多くの賃貸の部屋にデフォルトでついているのが白色の蛍光灯だけの状態である。

これこれ、寒々しいですね〜、この部屋で真冬1人で過ごすのは嫌ですね〜。特に物が少ないので殺風景さが強調される。

フロアランプを点けてみた。これだけでもテーブルの手元は暖かい光に照らされ、だいぶ居心地が良くなった。しかし、何だか刑事ドラマに出てくる取調室みたいだな。テーブルの上にカツ丼が似合いそうだ。

次に蛍光管を蛍光管を電球色に変えてみた場合。

画像だと一枚目との違いがちょっとわかりづらいが、白色の蛍光管よりはだいぶ暖かい雰囲気になった。ただやはり蛍光灯だけというのは照らし方にメリハリがなく、イマイチである。

ここにフロアランプの灯りを加えるとグッと良くなる。陰影のメリハリが出来、物が少ない部屋でも不思議と殺風景に見えない。

食事や作業の時はこれで、寝る直前なんかは蛍光灯を消してフロアランプだけにするとなお雰囲気が出る。

もしも、もしもであるが誰かを自分の部屋に連れ込む様な事態に恵まれた場合、この照明は雰囲気を盛り上げるのに一役買ってくれそうだ。良からぬおじさんは良からぬ妄想を膨らませるのであった。

あ、でも寝袋ひとつしかないから何も出来ないか。

 

 

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。