ミニマリストの僕が「ポエング」をいまさら買った理由

IKEAの「ポエング」というチェアをご存知だろうか。

ミニマルライフで単身赴任を始めて5年、最低限の物しかなかった僕の部屋に、この度「ポエング」がやってきた。

ミニマリストの僕がなぜポエングを買ったのか

単身赴任を始めてから丸5年。これまで何度もご紹介して来た通り、折りたたみテーブルと椅子とテレビ台として使っているカラーボックスしかない部屋で暮らしてきた。

この必要最低限の物しかない部屋での生活には極めて満足していたのだが、唯一の不満が、ゆっくりとくつろげる場所がないことであった。

僕の平日の生活パターンをご紹介しよう。

  • 毎晩19時から20時くらいに会社から帰ってくる
  • まずはシャワーを浴びる
  • シャワーから出たら、大体15分〜20分くらいで簡単な夕食を作る
  • テレビを見ながら、ビールを飲みながら夕食を食べる

夕食を食べ終えるのが大体20時半から21時くらいになる。

ここでちょっと寛ぎたくなる。しかしクッションの薄いダイニングチェアに座りながら動画なんかを見ていると、もうちょっと楽な格好になりたくなる。

そこで「よし、横になって本でも読むか」と思って、寝袋に入って横になって本を読み始めるのだが、1ページも読み終えていないうちに猛烈に眠くなってしまうのである。

「いやいやまだ10時前だし、幼児じゃないんだからまだ寝るのは早いだろ…」と思っても、眠気には贖えない。結果、だいたい22時には眠ってしまう習慣がすっかり身についてしまった。

しかし、平日ゆっくりとやりたいことが出来るのはこの時間だけだ。それを何もせず毎晩さっさと寝てしまうのはあまりにも勿体無いのではないだろうか。この時間を使って毎日1時間でも読書すれば、1年間で一体何冊の本が読めるだろうか。あるいはブログの作成に費やせば、何記事書けるだろうか。

そんなわけでダイニングチェア以外のリラックス出来るチェアが欲しいとはずっと思っていたのだが、何せ新たに物を買う時には異常に腰が重くなる僕のことである。買う買わないで迷い続けて、5年の歳月が過ぎてしまった。

しかしこの間久々に行ったIKEAで展示してあったポエングに座った時、これを買おう、とついに決心し、家に帰ってからオンラインショップで注文してしまった。クッションがちょっと分厚い「ヒッラレド」という少し上級のモデルである。

ポエングを一人で組み立てるのは大変か?

配送予定日の土曜日、佐川急便のお兄さんがポエングを持って来てくれた。フレーム部分とクッション部分で二個口の荷物である。早速開封してみる。

なるほど、コンパクトに梱包するためによく工夫されている。

ネット上では一人での組み立ては困難、といった声も見られたが、DIYをやったことのある人であれば決して難しくはない。僕も1時間もかからずに組み立てることが出来た。

ポエングを買った理由が、シンプルでミニマルなデザインであるということ。他の家具との相性もよく、すぐに部屋の風景に馴染んだ。

ポエングを実際に使ってみて気に入った点・イマイチと感じた点

気に入った点

  • シンプルでミニマルで洗練されたデザイン
  • 価格が安いが決して安っぽく見えない
  • フレームが程よく揺れるのが心地良い
  • お尻のクッションが良い

ポエングのイマイチな点

  • 枕部分のクッションが少々厚すぎ、首が前傾姿勢になって長時間座っていると肩が凝る
  • フレームの床に接する部分にクッションなどは付いていないため、そのまま使うと床に傷をつけそう(ホームセンターで別途クッション材を購入して解決)

この枕が厚すぎるのは店舗での試し座りでは気付かなかった点だ。木製フレームはてっぺん付近ではほぼ垂直になっているのだが、そこに厚めの枕がついているので、座ると顎を引くような姿勢になってしまうのだ。

モデルによってクッションの厚さが違うので、他のモデルであればこの不満は抱かなかったかもしれない。どちらかというとちゃんとした姿勢で座るのが良く、ずり落ちるようなだらしない格好で座るのには適していないようだ。しばらく使い続けて少しクッションがへたってきたら改善されるかもしれない。というかそれに強く期待している。

まとめ

まだポエングが僕の部屋に来て1週間ほどなので、買ったのは良かったか否かを結論づけるのはまだ早い。

枕部分のクッションの厚みは想定外であったが、使い込んで馴染んで行くことに期待するか、座布団などを購入して座高を調節することを考えていきたい。

しばらく使い続けて、再び感想をご報告したいと思う。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。