【パタゴニア・ナノパフ・ジャケット】薄手で軽量ながら頼もしい万能ジャケット

ナノパフ・ジャケットの胸元の画像

長野に単身赴任で来てから、もうすぐ5回目の冬となる。

長野の冬は厳しい。厳しいと一口に言っても、長野は南北に実に広大なので、北部と南部では厳しさの質が違う。具体的にいうと、北部は積雪、南部は低温である。しかし、この厳しい寒さが長野の美しい風景と、豊かな農産物、我慢強く勤勉と言われる長野の県民性を生み出してきたとも言える(実際住んでみるとそうでもない人も結構いるけど)。

そんな長野の冬の暮らしの頼もしい相棒となってくれているが、愛車のスバルと、もう一つ、鮮やかなブルーの「パタゴニア・ナノパフ・ジャケット」である。

パタゴニア・ナノパフ・ジャケットとは

2010年にアルパインクライミング用として最初のモデルが発売され、その後改良を加えながらロングセラーとなっている中綿入りジャケット。中綿にはダウンの代わりにリサイクルの化繊(ポリエステル)が使用されている。

この素材の特長としては、軽量で嵩張らず、少々水で濡れても保温性を大きく損なうことがない、ということである。従って湿った雪がついても保温性は確保されるし、着た状態で動き回って汗ばんでも、中は常にサラリと乾いた状態を保ってくれる。

パタゴニア・ナノパフ・ジャケットの魅力

パタゴニア・ナノパフ・ジャケットの魅力は、環境に応じてアウターとしても中間着としても使える万能性である。中綿が嵩張らないので、これの上にパーカやジャケットを重ねても中でモコモコすることなく、シュッとした見た目になる。

ぱっと見は薄手で、ダウンのように見るからに暖かそうではないが、実際に着てみたら防風性に優れ、見た目よりもよほど暖かい。また着心地が極めて良い。中綿が嵩張らないし、表皮のポリエステルも驚くほど薄いので、着心地が柔らかいのである。しかも嫌なシャカシャカ音もしない。

そしてパタゴニア製品全般に言えることであるが、極めてタフで、多少ラフに扱ってもビクともしない。

パタゴニア・ナノパフ・ジャケットの着こなし

厳寒地でなければ、街着のアウターとしてはインナーで調整すればこれ一枚で十分に事足りる。但し厳冬地ではなくても、キャンプとか夜中に星を見に行くなどといった寒い中でじっとしているというシチュエーション(僕には縁がないが)の場合は、これを中間着としてさらに上に防寒・暴風性に優れるアウターを重ねる必要がある。

僕は、ナノパフジャケットの上にBoysmarketで購入したNBNWのダウンベストを重ねて着たりもする。

なお、僕のファッションの師匠、徳島のBoysmarket (https://boysmarket.jp/)の店主は「ナノパフジャケットでこんなお洒落な着こなしも出来るのか」と目から鱗の落ちるようなコーディネートの例を沢山紹介してくれている。興味があれば是非「Boysmarket ナノパフジャケット」で検索して頂きたい。

大事なサイズであるが、身長170cm、体重59キロ、ウェスト76センチという、決してメタボではないものの、それほど引き締まったとも言えない体型の僕であるが、パタゴニアはXSサイズがベストサイズである。XSサイズというと一番小さいサイズで、これを普段Mサイズの服を着ている方が選ぶのは抵抗があるかもしれないが、日本の僕と同じ世代の男子はベストサイズより一つ上を選びがちな傾向がある。休日の日本人中年男子の格好をよく観察してほしい。服のサイズが若干大きく、そのために少々野暮ったく、あるいは子供っぽく見えてしまう人が結構いるのではないか。

ナノパフ・ジャケットの唯一残念な点

僕にとって冬を過ごすには手放せない相棒のナノパフ・ジャケットであるが、唯一残念な点がある。

それはサイドポケットのジッブが開閉の際に表皮の生地を挟み込みやすい、という点である。挟み込むシチュエーションは決まっていて、ポケットに携帯電話などの物を入れた状態で開け閉めしようとした時である。一旦挟み込んでしまうとなかなか厄介で、ジップを開こうとしても閉じようとしてもニッチもサッチも行かなくなってしまう。生地が極めて薄いために巻き込みやすいのだと思われる。しかし、「これはもう無理に取ろうとすると破けるだろうな」と何度も覚悟しながら半ば強引に引っ張って取ったのだが、見た目によらず極めて丈夫で全く破れたことはない。僕の購入したのはもう7年前のモデルになるが、最新モデルでは改良されているだろうか。

まとめ

購入してちょうど7年になるが、いまだにくたびれる事なく、色褪せることもなく、長野の厳しい冬の生活の頼もしい味方になってくれるパタゴニアの「ナノパフ・ジャケット」。いずれこいつがダメになったら、間違いなく再びナノパフ・ジャケットを買うだろう。もしかしたらその時はナノパフ・ジャケットの長所を受け継いだ新製品に発展的解消を遂げているかもしれないが、いずれにせよパタゴニアという会社がある限りはもはや冬のアウター選びで悩んだり、失敗することはないのだという安心感がある。そういう意味ではもはや一生モノに出会ったのと同じことなのだ。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。