【車の断捨離】仙台への転勤を機に愛車を手放す決心をした

4月から仙台の本社勤務が決まり、新しい単身赴任の住まいも決めた。

それに伴って、今回僕にとってはとても大きな決断をした。

それは、「愛車を手放す」ということである。

僕にとって車とは

僕の車好き歴は49年、今49歳だから、すなわち生まれた時からずっと車好きということである。

何せ生まれて始めた発した言語が、道を走っている車を指差して「ブーブー」であったらしい(母談)。

好きなのは乗用車に限らず、トラックもバスも好きである。当然車の運転も大好きだ。車を運転し始めて30年弱、自家用車の運転で自身に責任のある事故はゼロである。(若い頃会社のトラックを運転中に一度物損事故を起こしたことがあるけど)。

初めて自家用車を買ったのは就職した22歳の時、英国製の「ローバー・ミニ」という小さな車であった。とても愛らしくて格好良い車であった。

それ以来、イタリア車・フランス車・日本車と乗り継いできた。

40歳くらいまでの僕にとっては、欲しい車を買って、それを維持するということは仕事の大きなモチベーションになっていた。僕が欲しくなる車というのは決して高級車ではなく、大衆車ばかりであったが、若くて貧乏な僕にとってはどれもちょっぴり背伸びした買い物であった。

だから、今の僕があるのは今まで買った車のおかげであると言っても過言ではない。

しかし40歳を超えてから、車に対する熱がだいぶ落ち着いてきた。新型車が発売された、というニュースを見ても、どうにも心が惹きつけられなくなったのだ。

しかし、それでも週末に愛車のスバル・アウトバックで当てのないドライブに出かけるのは僕にとってとても大事なストレス解消だし、日常の通勤にも買い物にも、車なしの生活というのを考えたこともなかった。ミニマルライフを志てからも、「車だけは別」と僕の中で聖域扱いしていたのだ。

車というのはこれほどにも僕の人生にはどうしても必要なものだったのだ。

大好きな車を手放す決意をした理由

今回、仙台市にある本社への転勤が決まった。本社には駐車場がないので、自ずと公共交通での通勤となる。

僕は本社に一番近い駅がある仙台市営地下鉄南北線で通勤することを決め、その沿線で部屋を探した。結果、仙台市中心部から少し南に行った「長町」というエリアでちょうど良い部屋を見つけたのだが、あいにくそのマンションの駐車場には空きがない。不動産会社に聞いたところ、今のところ近隣にも空きがないという。

しかし、場所も部屋の条件も僕の理想通りだ。駐車場がないからという一点だけで諦めるのは惜しい。

冷静になって考えてみると、通勤には車を使わないので、使うのは週末だけだ。徒歩圏内にスーパーもドラッグストアもある。車がなくとも、なんら不便はなく生活できる環境が整っているのだ。

しかも気に入ったマンションのすぐ近くにはカーシェアリングの拠点が2カ所ある。車が必要になった時、ドライブに出かけたくなった時はこれを使えば良い。

二人の娘も大学生となり、今一番お金がかかる時期だ。恐ろしい勢いで貯金が減っている。車を手放せば、生活コストもだいぶ抑えられる。車にかけていたお金の一部で、家族で旅行に行ったり好きなものを買えたり出来るかもしれない。

僕は車なしの生活に挑戦してみることを決意し、不動産屋のお姉さんに「駐車場は不要なのでその部屋を契約します」と伝えたのだった。

車を手放すことでどのくらい生活費が節約出来るか

僕の愛車、スバル・アウトバックを例にシミュレーションしてみよう。

現行型のスバル・アウトバック・リミテッドEXを新車で購入して10年間乗る場合、各種税金・手数料を含めた乗り出しの総額は約490万円となるらしい。高いなあ。

頭金を190万円準備出来たとして、残りの300万円を金利5%、10年払いのマイカーローンで支払うとする。そうすると大体380万円くらいローンで支払うことになる。頭金と合わせた金額を10年間で割ると、ひと月あたりの支払いは4万7千円くらいになる。実に高いなあ。

その他にも、車を維持するためには様々な維持費がかかる。僕の場合で言うと、

  1. ガソリン代(月1万円)
  2. 駐車場代(月1万円)
  3. 自動車保険(月3千円)
  4. オイル交換代(年に3回1万円)
  5. 自動車税(年間4万5千円)
  6. 車検代(2年に一度10万円程度)
  7. 他、タイヤやワイパーなどの消耗品費

がかかる。それらの経費を月割りで考えると、アウトバッククラスの車を買って維持するためには、月に7〜8万円くらいはかかることになる。

もちろん手放す時に下取りに出せば売却益が期待出来るが、10年乗って50万円で売れたとしても、月額あたりのコストが5千円くらい減るだけだ。

いずれにせよ、改めて検証すると車というのはびっくりするくらいお金がかかるものなのだ。

しかし、車好きの僕からすると、車というのはそれくらいのお金を払うに値する魅力があると思うし、これまでそれだけのお金を払ってきたことに全く後悔はない。

車を手放すことで想定されるメリット

  1. 相当なお金の節約になる
  2. 交通事故に遭遇するリスクが減る
  3. 洗車・給油等の維持管理に費やす時間が節約出来る

車を手放すことで想定されるデメリット

  1. 思い立った時にパッと出かけられなくなる不便さ
  2. 自分だけの愛車がなくなるという喪失感
  3. 運転する機会が減ることで運転が下手になるかも

まとめ〜一番好きなモノを手放す不安と、ちょっぴりのワクワク感

僕は生まれて以来の車好きだ。22歳の時に初めて自分のための車を買ってから、僕の人生はずっと車と共にあった。

その僕から車を取り上げたら、一体どうなってしまうのか。生活のハリがなくなってしまうのではないか、仕事に対するモチベーションが下がってしまうのではないか、と言う不安はある。

しかし最近、何としてもこれが欲しい、という衝動を感じさせるような車との出会いがないのもまた事実だ。

であれば、これまであって当たり前だった自家用車を一旦手放すことで、何か自分に新しい世界が見えてくるのではないかというワクワク感もある。

何せ僕は車好きであると同時に、大の鉄道好きでもあるのだ。毎日好きな電車に乗って通勤出来るというだけで、テンションはかなり上がっているのである。

一旦手放すとは言っても、車なんてものは必要になればいつでも再び所有する事ができるのだ。

しばらく車のない身軽な生活を楽しんでみるつもりだ。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。