単身赴任先の部屋に持って行くべきもの、持って行ってはいけないもの
この春から単身赴任が決まった皆さん、お疲れ様です!
単身赴任の部屋はもう決まっただろうか。それともまだ良い部屋が見つからず、お探しの途中であろうか。単身赴任の部屋選びについては僕の考えをいくつかの記事で書いているので、そちらをぜひお読み頂きたい。
部屋が決まったら、家電や家具など、新しい生活のために買うもの、そして本宅から何を持って行くかを考える必要がある。
単身赴任先の部屋であっても快適さにこだわるべき理由
多くの方の場合、単身赴任先の部屋というのは生活スペースも収納スペースもそれほど広くはないだろう。もちろん僕の部屋もそうである。
単身赴任先の部屋に本宅から何を持って行くか、よく考えずに本宅にある自分の荷物を運び込むと、あっという間に狭い部屋は満杯になり、溢れた物に挟まれて窮屈な生活をせざるを得ない状況に陥ってしまう。こんな部屋で快適な生活など出来るはずがない。
「なに、単身赴任の部屋なんてのは所詮は飯食って寝るだけの場所だから、別に快適さなんて求めてないよ」とお考えのあなた。確かに単身赴任の部屋は飯食って寝るだけの部屋かもしれない。しかし飯食って寝る、というのは人間にとってとても大事なことだ。栄養のある食事をしっかり摂って、寛いで眠る。これがなければ仕事で良いパフォーマンスを発揮することなんて出来ないのではないだろうか(偉そうだな)。
単身赴任という厳しい環境に自身を置くのだからこそ、単身赴任の部屋の快適さにはこだわった方が良いに決まっている。
快適な住空間を実現するために、本宅から何を持って行くべきで、何を持って行ってはいけないのか、今回は僕の考えをお話ししようと思う。
単身赴任先に持って行くべきもの
- 普段から着ている衣服
- 今楽しんでいる趣味の道具
- その他、今のあなたの生活に必要な物、今のあなたの生活を豊かにしてくれるもの
僕は単身赴任を始めてからほぼ5年間、ミニマルライフを楽しんでいる。しかしミニマルライフというのは必ずしも手持ちのものの絶対数で決まるものではない。
たくさんの道具を必要とする趣味、例えば釣りのような趣味を持っていたら、必要な道具はそれなりの数になるだろう。だからと言ってそれでミニマルライフを最初から諦めなければならないわけではない。
ただし、「これは自分にはちょっと合わなかったからもう不要だな」というものは手放して、手元には今の自分にとって必要なものだけを置いておく暮らし。それは立派なミニマルライフだ。
持って行ってはいけないもの
- もう何年も来ていないが、高かったので捨てられないブランド物の洋服
- もう何年も弾いていないが、青春の思い出であり捨てるのは忍びないギター
- もう何年も行っていないがそのうち行くかもと思って物置の場所を占領しているスキー・スノーボードの用品一式
- もう何年も読んだり聴いたりしていないが、そのうち読み返そう聴き反そうと思いながら本棚で埃を被っている本・CD
- その他、かつてはあなたの生活を楽しませてくれたが、すでにお役御免となったもの
あなたの家の押し入れに、上記のようなものが埃を被って場所を占領してはいないだろうか。
していたとしたら、それは本当に勿体無いことだと思う。だって押入れと言えども、借家であれ持ち家であれ、そのスペースを買うのも、維持するのもお金がかかるのである。
お金をかけたスペースに、もう自分の人生に必要無くなったものが、埃を被って詰め込まれている。そんな勿体無いことがあるだろうか。それがなければ、家族はもっと広々した、風通しの良い空間で快適に暮らせるはずだ。
単身赴任で家を離れるあなたは必要なものだけを持ち出して、本宅に不要になったガラクタを置いて行く。これでは残された家族が可哀想ではないか。
不用品は売れる!?
とはいえ不要になったとはいえ、買う時にはそれなりの金額を支払ったし、型が古くなったとはいえまだまだ使える。捨ててゴミにしてしまうのはもったいないという気持ちもあるだろう。
そのような時、買取査定に出してみてはいかがだろうか。
自分の人生にとってはもはや価値がないものでも、思った以上の価格で買い取ってもらえる可能性があるし、何より自分の手許で使われずに埃を被っているより、次の持ち主の手許で使い続けてもらえれば、捨ててゴミにしてしまう後ろめたさもない。何より新しい持ち主のもとで再び活躍出来れば、物にとってもまさに本望というものであろう。
単身赴任を機に不用品は思い切って処分して、すっきり広々した住空間を家族にプレゼントしてはいかがだろうか。