【単身赴任者向けの200円で作れるシンプルおかず】豚コマともやしのケチャップ風味うま煮定食を作る

これを作った日は25日。給料日前なのであった。実際食うにも困るほどの金欠ではなかったが、給料日前らしい気分を演出するためモヤシを使った料理を考えてみた。

モヤシは1袋10円台で購入でき、調理法も炒めるのは勿論、煮込んでも茹でても良い。モヤシ自体それほど美味いとは思わないが、どんな相手であれ上手く立ち振る舞う器用さを持ち合わせている。そしてどんな相手であっても「いや私は所詮1袋20円もしないモヤシですから」と相手の食材を引き立てる謙虚さがある。もしもモヤシが自分の部下だったら「お前、実力はあるんだから自分を安売りせずにもっと自信を持てよ」などと居酒屋で叱咤激励したい気分になる。

さておき今日は豚コマと合わせて中華風うま煮を作ってみようと考えついた。しかし、うま煮に不可欠な鶏ガラスープやオイスターソースと言った、旨味を出すための調味料がない。かといってわざわざ買うのもちょっと躊躇してしまう。手持ちの調味料で何とかならないかと考えたら、ケチャップがあるのを思い出した。

ケチャップが単なる子供向けの調味料と思ったら大きな間違いである。ケチャップの主原料であるトマトの実力は奥深く、アミノ酸の旨味成分をたっぷり持っている。

鶏ガラとオイスターソースの旨味をケチャップで代用することに挑戦してみた。中華料理にはエビチリというケチャップを使った調理もあることだし。

モヤシは電子レンジで予め加熱しておく。家庭用の出力の弱いガスで長時間加熱すると中の水分が出てきて水っぽくなってしまうが、電子レンジで予め加熱しておくことでそれを軽減できる。

フライパンに油を熱し、チューブのニンニクと生姜を少々。豚コマを投入し色が白くなったところでモヤシを投入。ざっと炒めたら醤油・砂糖を加え、鍋肌にケチャップを投入。いきなり全体にケチャップをかけずケチャップだけを加熱することで酢のツンとした酸味が飛び、アミノ酸の旨味が凝縮される。仕上げに片栗粉とゴマ油を少々加えればケチャップ風味のうま煮の出来上がりである。

果たして味は…

大成功である。ちゃんとした中華料理の味わいである。モヤシはあまり一緒に仕事をしたことがないと思われるケチャップを相手にしても、戸惑うことなく受けいれ、淡々と良い仕事をした。

今回の成功のポイントはケチャップを味つけの主役にせず、あくまで旨味を出すためのわき役にしたことである。

材料費 豚コマ¥100・モヤシ¥19・ほうれん草¥33・計¥152

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。

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