単身赴任でも確実に家計を黒字にし、貯金まで出来るシンプルな方法

全国100万人の単身赴任者のみなさ〜ん、お疲れ様です!

この4月から単身赴任を始めたという方、およそ2週間が経過したがいかがであろうか。新しい職場にも単身赴任生活にも少しは慣れただろうか。慣れない環境というのは疲れるものだ。少し疲れも溜まってきた頃かもしれない。どうか身体は労って頂きたい。

単身赴任でも家計は必ず黒字化できる

さて、単身赴任を始めるにあたって、多くの方の心配事の筆頭がやはり経済的なことではないだろうか。

4月から単身赴任生活を始めたが、月半ばにして自身の生活費はすでにほとんど使い切ってしまった、本宅の奥さんに追加の生活費を振り込んでくれるように泣きついたが、すでに家計は赤字だと言う。こんな状態でこれから先、果たしてやっていけるだろうかと途方に暮れている方もいるかもしれない。

しかし、単身赴任を始めたばかりの時期はあれこれ必要なものも出てくるだろうし、生活のペースも掴めていない。4月は赤字でも仕方ない。

ただ、これから先も慢性的に家計が赤字というのは何とかして避けたいところだ。企業だって慢性的に赤字が続けば、いずれ経営は破綻する。そんなことはみなさん当然お分かりであろう。

家計だって当然同じなのだが、これについてはなぜか「仕方ない」と受容している方が多いのである。

しかし、収入額に関わらず、単身赴任でも確実に黒字に出来、しかも貯金まで出来る方法がある。ご存知だろうか。

家計の黒字化・貯金を実現するためのシンプルな方法

実に簡単なことなのだ。収入から貯金したい分を予め引き、残ったお金で生活すれば良いのである。

いやいや簡単なんて言うけど、家のローンはあるし、子供の塾や習い事の費用もある。車だって本宅と単身赴任先で2台必要だ。単身赴任の寂しさで鬱になったら大変だから本宅には毎週帰るつもりだ。飲みの付き合いもあるし、気晴らしにゴルフにも行きたい。ダイエットのためのジム通いだって止めるわけには行かない。俺、料理なんかしたことないから食事は外食。支出を減らすなんて無理無理。単身赴任の間は赤字でもしょうがない。ボーナスで毎月の赤字を補填して、あとは単身赴任が終わるのを待つしかない。

もしもあなたがそのような考えを持っていたら極めて危ない。お宅の家系は破綻に向けてまっしぐらだ。しかし、逆に考えれば考え方・価値観を変えるだけで収入の範囲内で生活することは十分に可能だ。

次に、これまで当たり前と思っていた支出についても本当に必要なのか検証してみよう。

その支出、本当に必要ですか?

子供の習い事

子供のためにと複数の塾や習い事に通わせ、その支払いの負担に苦しんでいる家庭は多い。子供のためならエンヤコラという気持ちは理解できるが、肝心の子供自身はどのように思っているだろうか。数々の塾や習い事を負担に感じ、苦しんではいないか。良い機会だ。子供とじっくり話し合って、本当にやりたいことだけに絞り込んでみてはいかがであろうか。

自動車

地方都市で生活するなら車は必需品、というのは平成までの常識であったが、令和の時代は必ずしもそうではない。手軽に利用できるカーシェアリングが地方でも急速に浸透して来ているからである。しかも、自動車を使用するのが毎日の通勤くらいであれば、自家用車を所持するより毎日タクシーを利用した方が安い場合も多々あるのだ。一度シュミレーションしてみてはいかがだろうか。

飲みの付き合い

酒は確かにコミュニケーションの助けになってくれる場合はある。しかし、必要な付き合いの為に月数万円もかかる、というのは単に付き合いを言い訳にしているに過ぎない。いつも同じメンバーで会社の愚痴や文句を言い合うような、時間と金の浪費のような飲み会、そんな酒席は何も生み出さない。酒はあくまで明るく楽しく美しく。それが居酒屋や酒そのものに対する礼儀である。

家計黒字化のポイントとなる2大支出

食費

単身赴任の生活費でコントロール出来る最大の要素は間違いなく食費である。朝昼晩全て外食だと、一日当たり約¥2,000、月間にして約¥60,000かかる。昼食は外食でも朝晩は自炊とすれば、一日当たりせいぜい¥1,000、月間¥30,000に収まり一気に半分となる。支出を抑えたいのであれば、全てとは言わないが自炊は必須である。

本宅への帰宅費

多くの会社は月に一回程度の本宅への帰宅費用が単身赴任手当に含まれている。しかし、家庭によっては子供がまだ小さいので毎週末本宅に帰る必要がある、という家庭もあろう。また、一人で休日を過ごすのは寂しいから毎週帰る、という方もいらっしゃろう。しかし、その場合注意すべきは夫婦の温度差である。夫側がそのように考えていても、妻は内心は「寂しいのは確かだけど経済的なことを考えれば毎週帰ってこられるのもちょっと…」と思っているかもしれない。これについてはあらかじめ夫婦でよく話し合い、単身赴任先での一人の休日を楽しむことも考えておきたい。

支出の優先順位を決め、低いものは潔く諦める・手放す

単身赴任による支出が増えても家計の黒字化を実現するためには、支出の優先順位を決め、優先順位が低いものについては潔く諦めるか、手放す勇気が必要だ。車がないと本当に生活が出来ないだろうか?自転車や原付バイクでは駄目だろうか?

見栄や周りの目がそれを邪魔するかもしれないが、所詮そんなものは1円も生み出さないのである。

大切なのはあなたと家族の今後の幸せな生活だ。考え方を変え、見栄なんてつまらないものは捨てて単身赴任でも家族が幸せになれる家計スタイルを確立しよう。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。