【単身赴任の休日の楽しみ方】その地を好きになるにはその地の美味いものを食べるに限る
縁あって来たこの街を好きになろう
この春に単身赴任を始めたものの、まだ1回も家族のいる本宅に帰れていないという単身赴任者の皆さん、お疲れ様です。
僕も2ヶ月以上帰れていません。
しかし、もう少しの辛抱です。トンネルの出口は既に見えております。もう少し頑張りましょう。
さて、単身赴任先で一人で過ごさざるを得ない以上、イジイジと過ごしていても仕方ない。
縁あって来た新しい赴任地である。コロナが落ち着いて自由に帰れる状況に戻ったとしても、休日が来るたびにまっしぐらに本宅へ帰るという生活では余りに味気ないのではないか。
縁あって来たこの街のことを知り、この街での生活を楽しんで、お気に入りの店の2〜3軒でも持てば、人生の一時期をここで過ごしたという輝かしい記憶になるだろうし、この地で生まれ育った同僚や部下や、あるいは得意先も親しい感情を持ってくれるのではないだろうか。
帰りたくても帰れない今、考えようによっては、この街を知り、好きになる為の時間がたっぷりあるということである。
歴史好きであればその街の歴史をじっくり調べてみるのも良いだろう。
僕は鉄オタなので、長野に来てから休日はあちこちの路線に乗りに行ったり、廃線跡の探索も随分したものである(というか今でも続けている)。
住んでみて初めてわかるその土地の隠れたローカルグルメ
そして何より、その土地ならではの美味しいものを食べ歩くというのは、その土地を好きになるのに一番の方法ではないだろうか。
僕は長野に来る前は長野名物の食べ物といえば、蕎麦とおやきくらいしか知らなかった。
だけど実際に暮らしてみると、あんかけ焼きそば・モツ煮・モツ焼き・ニラみそラーメン・ジンギスカンなど、色々なローカルグルメがあることを知った。
長野で過ごす週末はコツコツと評判の店を巡り、兄弟ブログにせっせとアップしている。
地元出身の部下とか得意先と、ふとした拍子に「この間あの店に行ったけど美味しかったよ」などという話になると、「え、あそこに行ったんですか!?」と驚かれるのが結構快感である。
そして、「あの店もお勧めですよ」などという新たな情報を得られたりもする。
お気に入りの店が増えるたびに、よりこの街が好きになっていくように思う。
家族の待つ本宅に帰れない。寂しい。もどかしい。腹立たしい。色々なマイナスの感情も生まれるだろう。
しかし、そのような時間も僕らの限られた人生の一部だ。どうしようもないのであれば鬱々と過ごすのではなく、思考をチェンジして楽しんでしまおう。
良い店を知っている人と友達になると楽しい。