ミニマルライフで低コスト単身赴任生活を豊かに楽しむ

ミニマリストの掃除法
このブログのタイトルの通り、僕は単身赴任生活をミニマルライフで楽しんでいる。
ミニマルライフの大きなメリットが、ランニングコストが絶対的に安くなる、という点である。
例えば、僕は電気掃除機を持っていない。掃除はフローリングワイパーのドライシートで埃とか(貴重な)髪の毛を取り、その後濡らしたファイバークロスに付け替えて水拭きする。小さなフローリングのワンルームだからこれだけでピカピカである。
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電気掃除機だと、まず購入費用がかかる。紙パック式だとそれを切らさぬようにストックしておかなくてはならない。壊れたら新しいのを買わなくてはならない。「でも家には台所とかトイレにマットがあるし、ラグもあるから掃除機は必須なんだよ」という方もいらっしゃろう。僕の場合はそもそもマットもラグもない。水が跳ねたらすぐに拭き取る。トイレは必ず座ってするから汚れる範囲は限られている。便座カバーもない。
住居用洗剤はウタマロクリーナー1本だけだ。これだけで床から台所から窓ガラスまでピカピカだ。殺菌漂白はドメストを使う。これ1本で便器・風呂・排水口を清潔に保てるし、まな板や台拭きの漂白まで出来る。トイレ掃除はこする必要がないからブラシが不要だ。何種類も洗剤が必要ないから、在庫管理も楽だしコストもかからない。用途別に何種類も洗剤を用意しても、単身生活だと使い切るのに相当な時間が必要だろう。単身赴任が終わった時、単身赴任を始めたときに買い揃えた何種類もの洗剤が大して減らずに残っている、というのでは余りにも勿体無い。
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ミニマリストの料理法
調理器具は深型のテフロンフライパン一つしか持っていない。これで炒め物、焼き物はもちろん煮物も野菜やパスタを茹でるのも全て賄える。
スーパーに食事の買い物に行ったら、まず野菜を買う。野菜は単価が安い。よく買うのは小松菜やほうれん草やカイワレ大根などの安い葉菜、トマトやカボチャなどの果菜、ニンジンや芋類の根菜である。野菜はまとめて茹でてあるいは蒸して保存容器で保存しておく。野菜である程度お腹を満たして、残りをご飯などの炭水化物と、肉や魚の炭水化物で満たす。これであればコストを抑えられるし、自ずと健康的な食生活になる。
その野菜も、新鮮なものであればドレッシングやソースもいらない。スライスしたトマト、茹でたほうれん草、蒸したかぼちゃ、僕は何もつけずにそのまま食べる。慣れるまでちょっと物足りないかもしれないが、味のついたおかずと一緒に食べれば、野菜は何もつけなくとも十分美味しい。
単身赴任者にミニマルライフをおすすめするシンプルな理由
単身赴任をせざるを得ない境遇に置かれた人の多くは会社員であると思う。単身赴任手当が出たとしても、僕を含めて生活費は家族一緒に暮らしていた時よりも苦しくなるのが一般的で、少しでも低く抑えたいという方が大多数であろう。
しかしだからと言って我慢だらけの味気ない生活は勘弁だ。
そのような人にミニマルライフはうってつけだ。買うべきものが少ないので生活がすっきりするし、当然お金もかからない。本当はたくさん物が欲しいのに仕方なく我慢するか(しかし沢山の欲しいものが実際に手に入ったとして、それは人生を本当に豊かにしてくれるのか)、物の少なくとも豊かな生活を自ら選び取るか。心掛けひとつで同じ物が少ない人生でも全然違う。どちらか選ぶのは自身である。