【単身赴任者向けの200円で作れるシンプルおかず】ハタハタの煮付け定食を作る

ハタハタという魚をご存知であろうか。大ぶりなものでもせいぜい20cmくらいの小型魚で、鱗はなく触るとヌルッとしている。

身はタラのようにホロホロと剥がれやすく、淡白に見えるが結構脂が乗っており、独特の風味があって美味な魚である。

冬はメスは卵を抱え、その卵の塊はこれまた強いヌメりのある粘膜に包まれておりあり、噛むと一粒一粒の皮がしっかりしていてブリブリをした食感である。従って卵は「ブリコ」と呼ばれる。

ハタハタは主に日本海側の、特に秋田県では大変よく食べられていたらしい。僕の父が秋田の海岸の漁師の家の出身で、父にとってハタハタは子供の頃散々食べさせられて飽き飽きした味ではあるが、それでも冬になって卵を抱えてムッチリ膨れた腹のハタハタの煮付けがたまに食卓に出ると、「子供の頃は散々食べさせられて…」などと懐かしそうに話したものであった。

閉店間近のスーパーで、小ぶりのハタハタが10尾入ったのが残りひとパック、見切り価格で売られていたのでカゴに放り込んだ。

今回初めて知ったのだが、今の時期(春)に流通する生のハタハタは鳥取島根あたりの山陰で獲れたものなんだそうな。

日本酒のワンカップも買った。早速酒・しょうゆ・みりん・砂糖で煮付ける。

各調味料は砂糖だけは大さじ1、あとはどれも大さじ2である。煮サバのようにこってり煮付けたい場合は砂糖も同量にする。みりんと醤油は常に同量、これさえ守れば多少味の薄い濃いはあっても決して「まずい」とはならない。ひとり分の料理であれば大さじ2もあれば十分である。

我ながら上出来である。日本酒と共に、至福の夕食となった。

材料費 ハタハタ¥130・キムチ奴¥40・もずく¥30・計¥200

Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。

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