家計もカロリーも収支を意識すれば必ず上手くいく
気づいたら赤字、が一番まずい
単身赴任継続中のお父さん、中にはお母さんもいるかもしれない。いずれにせよ皆さんお疲れ様です。
単身赴任を初めて2年半が経過した。もうすぐ3度目の冬がやってくる。
僕にとっても、本宅にいる妻にとっても、現実的な問題の筆頭はやはり経済的なことである。限られた収入をやりくりし、なんとか赤字に陥らない様にしなければならない。
一番まずいのが、「何に使ったかよく覚えていないが、気づいたら赤字だった」ということである。
僕の場合は小遣い込みの生活費を毎月定額受け取っている。その範囲内で生活出来れば黒字、出来なければ赤字である。
単身赴任を始めた当初は気づいたら赤字、ということがよくあった。よくよく思い出してみると、赤字になった月というのは部下を飲みに連れて行って、翌週は好きな乗り鉄の旅に行って、その上洋服なんかもネットで買っていたりするのである。収入以上に使っているから赤字という、極めてシンプルな因果関係なのである。
そこで今は家計簿ほど大袈裟なものではないが、ルーティンの生活費以外の金を使ったときは愛用の「ほぼ日手帳」に記録している。
この様に支出を意識すると、「今月は前半結構使ったから後半は絞って行こう」というコントロールが出来る様になる。
それでも諸般の事情で赤字の月、というのは出てしまう。そうすれば翌月翌々月は少し絞って過ごせば良い訳だ。数ヶ月単位で考えて黒字になれば良いのである。
同じことはカロリーにも言えるのではないかと思う。僕ら40代半ばの世代になると、特に意識しないで食べたいもの飲みたい物を好きなだけ飲み食いしていればほぼ間違いなくメタボになる。
中年太りは進化の証!?
若い頃は新陳代謝が活発であったから、好きなだけ飲み食いしても全然平気であった。歳をとるにつれ、それがしっかり貯蓄される体質に変わるというのは、考えてみれば不思議である。
若い頃より燃費が改善されたとも言える。他の部分はだんだん衰えていっているのに、この点だけは進化していると言えるのではないか。
しかし僕を含め、この進化にはほとんどの中年男子は歓迎していない。何せ脂肪を蓄える場所が良くない。華奢な体格なのに、腹だけポコンと出ているのはこれは格好悪い。これが脂肪がつく場所が胸とか二の腕とかであればマッチョみたいでちょっと格好良いのかもしれないけれど。
どうでも良い話をしてしまったが、僕は単身赴任2年目あたりから特に運動をしない日はカロリーについてざっくりと摂取量を意識している。
これも特に記録を残しているわけではないからあくまでざっくりとではあるが、生活費と一緒で、今週はちょっとカロリーオーバーだったな、と思ったら翌週は少し控えめにしてバランスをとっている。
意識する前、要するに単身赴任一年目は徐々に腹が出てきて危機感を抱いていた。「もうこれでモテるのは無理だ」と人生を悲観していたのだが、意識してからは腹は引っ込んだ。しかし、残念ながらいまだにモテる気配はない。
腹一杯食べないと気が済まないという習慣は良くない。これは習慣だから、慣れれば腹八分目でも満足できる様になる。また腹一杯にしたいのであれば、豆腐とかコンニャクなどのローカロリー品であれば太ることはないと思う。
カロリー管理をプロに外注するという選択
単身赴任である以上、自分の生活コスト、カロリーの摂取量についても自身で管理しなければならない。
いきなり今日から家計簿とか、カロリー計算表をつけましょうと言われてもなかなか長続きしないだろうが、ちょっと頭の片隅で意識するだけでも大分うまくいく。僕自信が実証済みである。
そして、自身でカロリー計算することが面倒とか、それに沿った食事を作る時間がないという多忙な方、効率的に結果を出したいという方に管理を外注するという方法もある。中年男子が再び引き締まったボディを取り戻すことは十分可能である。諦めるのは勿体無い。