モンベルの寝袋をコインランドリーで丸洗いしてみた

コインランドリーでの寝袋の画像

丸洗い出来るのが寝袋の大きな魅力

寝袋(モンベル・ファミリーバッグ#1)の普段使いの生活ももうすぐ2年となる。

前にも書いたが寝袋の寝心地には極めて満足している。三方が閉じられているから暖かいし(もっとも真冬の長野ではファミリーバッグ#1の1枚だけでは寒く、寝袋にくるまった上にもう一枚のファミリーバッグを広げてかけている)、下にマットレスを敷いているので体が痛くなることもない。収納も一瞬で出来、クローゼット内で占める場所も極めて小さい。

「あーやっぱり普通の布団の方がいいな」と思ったことは一度もない。

しかし本来アウトドア製品であることからその色合いは強烈である。寝袋が鮮やかなオレンジ、マットレスは緑色である。まるで昔の東海道線の電車である。

寝袋にはシーツや布団カバーがない。「キャンプシーツ」というインナーカバーは持っているのだが、そちらはちょっと窮屈で使っていない。従って寝汗や皮脂等の汚れは直接付着してしまう。速乾性のポリエステル素材なので湿気はすぐに蒸散するが、やはり皮脂等の汚れは蓄積してくる。東海道線色なので汚れは目視しづらいが、1カ月以上も使っていると臭いが気になってくる。寝ている間はわからないが、会社から家に帰ってきた瞬間、何やらおじさん臭いのを感じる(実際おじさんが住んでいるので仕方ないのだが)。

そんな時、簡単に丸洗いできるのが寝袋の利点である。

寝袋の洗濯の仕方

本来は月1回程度は洗うべきなのだろうが、かなり久しぶりとなってしまった。前回洗ったのはいつだったか…。去年の秋くらいだったような気もする…。2枚同時に洗うことも考えたが、夜までに乾かなかった場合のことを考えてとりあえず1枚とした。

折りたためば片手で容易に持てるくらいのサイズになる。車のトランクに放り込んで近所のコインランドリーに持って行き、

まずは裏返して、

ドラムに入るサイズに畳み、

あとはおまかせでOKである。

約30分で洗濯が終わるのだが、いつもこの間に家に大急ぎで帰って掃除をする。30分くらい待っていれば良いのにと思われそうだが、貴重な週末に30分ボーッと待っているというのは僕にとっては許しがたいことなのである。往復で10分はみても、20分あれば部屋の掃除が途中までは出来る。一方、洗濯が終わったのにそのまま放置して他の客を待たせるという迷惑なことはしたくない。従って週末なのに慌ただしい時間を過ごさざるを得ないのである。

ポリエステル製の寝袋は乾燥機はNG

ドラムから出した寝袋はしっかり脱水されて若干湿っていると言った感じである。重量も乾燥時とそれほど変わらない。このまま乾燥機にかけられればいいのだが、この製品に関しては乾燥機はNGである。ポリエステル製なのになぜ、と思ったが、どうやら中の綿が偏ってしまうらしい。確かにキルティング構造ではあるが、マチが小さく区切られておらず、一度綿が偏ると修復は難しそうだ。このような構造の理由がコスト面なのか、機能面にあるのかはわからない。Youtuberのごとく乾燥機にかける実験をしてみることも一瞬頭をよぎったが、失敗したときの経済的損失を考えて大人しく家で干すこととした。

冬場の朝洗濯→干す→その晩使用使用は可能か?

本日の天候は薄曇り、朝9時の気温は2度。夏場の晴れた日であれば昼には乾くが、今日のような冬の低温の日はどうであろうか。

2時間ほど経った頃確認してみると、表面の生地はもうしっかり乾いている。但しまだ内はしっとりと冷たい。裏返して再び干す。

5時間後、日の高い時間を経て気温も上がっている(8度程度)。どうだろう…

すっかり乾いている!

速乾性に優れると言っても、冬場1日で洗濯して干してその晩から使えるかは疑問であったが、天気さえ良ければ十分可能ということが証明できた。

干したての寝袋はやはり気持ちいい。布団と同じくお日様の匂いがする。これで部屋に帰ってきた時に感じたおじさん臭はなくなり、OLの匂いに変わるかもしれない(ならないか)。

これからはもっとこまめに洗おうと決心するのであった。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。