寝袋の普段使いを本気でお勧め出来るか

モンベルの寝袋の画像

寝袋で2年間寝た男が全てを語る

単身赴任を始めて、2年が経過した。

そして2年間、毎晩モンベルの寝袋に包まって寝てきた。寝袋の下には同じくモンベルのパッドを敷いている。

夏季は寝袋はさすがに暑く、パッドにカバーをかけて、その上に直接寝ていた。

僕が使っている寝袋は「封筒型」と言って、綿入りの大きな生地を折り畳んでファスナーで閉じるタイプである。ツタンカーメンのような「マミー型」と比べると一般的な布団に近い形である。

封筒型は中で寝返りを打つこともできるし、僕くらいのサイズ(身長170cm・体重57kg)であれば窮屈に感じることはない。

しかも、かなり安い。僕の持っているのはモンベルのファミリーバッグ#1という製品だが、¥5,900である。パッドが¥12,000で、合計¥17,900、どんなに安いベッドと布団を購入しても、これ以上はすると思う。但し、同じ寝袋を途中でもう一枚買い足し2枚を使いまわしている。

モンベル ファミリーバッグ#1 ¥5,900

モンベル U.L.コンフォートシステム キャンプパッド50 180 ¥12,000

その安さゆえ、最初に購入したときは耐久性に不安があった。2〜3ヶ月で破れたり、綿がへたったりしてしまうのではないかと思ったのである。

その時は改めて考えようということで、半ば実験的に購入したのであった。

寝袋を購入した動機については、こちらをご覧頂きたい。

寝袋を夏季以外の毎晩使用した身として、もしも寝袋の普段使いを検討している方々これを読んでくれているとしたら、本気でお勧め出来るかどうかをお伝えしたい。

ズバリ、本気でお勧めします!

※ここではあくまで僕の持っているモンベルの寝袋についてお話ししている。ネット上では1枚¥1,000台から購入できるものもあるが、それらについてはわからないのでご了承頂きたい。

寝袋の普段使いをおススメする理由

  1. 寝心地が良い〜普通の布団と比べて遜色ない(※これはモンベルのラインナップでも一番厚いパッドの恩恵が大きい。コツとしてはパンパンに空気を入れずに、かなり緩めに入れることである)。冬でも入った瞬間にヒヤッとしない。三方が密閉しているので自分の体温で暖まる。但し、外気温がマイナスになるような日は1枚では寒く、寝袋に包まった上にもう一枚の寝袋を広げてかけていた。
  2. 丸洗いできるので清潔。
  3. 収納が簡単で布団よりもコンパクトに納まる。
  4. 価格の割に丈夫で長持ちする。
  5. もし不要になった時、処分が簡単〜これは単身赴任者にとっては大事なポイントである。寝袋であれば一般ゴミとして出すことが出来る。ベッドや布団は業者を呼ばなければならない。

寝袋を検討した最初の動機が、単身赴任という限られた期間を身軽に生活したいと考えたことである。寝袋だけでなく、今の僕のミニマルライフの起点がそこにある。

しかし、人生の1/3は寝て過ごすのである。いくら身軽にとはいえ、睡眠の質が落ちてしまったのでは困る。その点、モンベルの寝袋は全く問題無い。

僕はもう、一生寝袋で十分と考えている。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。