ぼっち週末デビューの単身赴任者へ先輩風吹かせて語る

この春から単身赴任デビューした皆さん、お疲れ様です。

新しい環境での仕事も1週間程度経ち、緊張の連続でそろそろ疲れが出てきた頃と思う。本来であれば金曜日あたり新しい職場の人間とも一度酒でも飲んで打ち解けたいところだったかもしれないが、緊急事態宣言下、それも叶わないだろう。

また週末は家族の待つ本宅に一刻も早く帰りたいところであろうが、緊急事態下、それさえも叶わず、日曜日の昼下がり呆然と過ごしている人も多いのではないか。

しかし仕方ない。いまはお互いの生存が最優先である。

とりあえず、しばらくはぼっちで過ごす週末を覚悟した単身赴任者もいるであろう。僕もその一人である。

もともと一人で出来る趣味を持っている方であればさして問題ないであろう。ただし、その趣味が例の3密条件を満たす場合、それは暫くお預けにしなければならない。

僕の話をすると、現在の趣味はジョギング・水泳・料理・乗り鉄の旅といったあたりである。このうち、乗り鉄は3密となるので自粛しているし、プールも閉鎖しているのでお預けとなっている。

ジョギングについては僕の住んでいる長野であれば、時間と行き先さえ気をつければほとんど他人と接近せずに行うことが出来るので、今でも気を付けながら毎週末実行している。

やはり外の空気を吸うのも、太陽の光を浴びるのも気持ち良い。適度の紫外線はウィルスの働きを抑制するという話もある。何より走り終わった後の飯が美味い。夜の酒が美味い。

ぼっち週末をどう過ごすか思案している皆さん、人混みを避けることが可能であるなら、1日1回は外へ出て散歩でもしてみることをお勧めする。今の時期であれば、遠くから桜を眺めるのも良い。

遠くから見事な桜があるのを見つけて、しげしげと眺める。もっと近くに寄って見たいと思う。しかしいざ真下に行って至近距離でまじまじと見てみると、期待したほど感動的なものでもない。少し離れたところから見た方が美しいモノって結構ある。

普段の週末は、走り終えて昼飯を食べた後は図書館に行くことが多かった。大体2〜3時間かけて1冊読む。何せ走って昼飯を腹一杯食べた後だから、どうしても眠くなってしまう。ついウトウトしてしまうのも気持ち良い。これもしばらくはお預けだ。

電子書籍というのは今まで利用したことがなかった。やはり本は紙が一番、とさして根拠のないポリシーを通してきたのであるが、今、これほど安全に本を読む方法はない。チャレンジしてみようと思う。

部屋にいるとき、無音が寂しいのでとりあえずテレビをつけておくことが多かったが、最近のお気に入りはラジオだ。なぜだろう。テレビというのはスタジオに多くの人がいる場合が多い。大勢対ひとりというのはかえって寂しい。一方ラジオのスタジオは1人か、せいぜい2〜3人だ(もちろん、裏方には多くのスタッフがいることはわかっている)。そこがぼっちのリスナーの自分に安心感を覚えるのだろうと思う。

日曜日も午後になると、明日の仕事のことが曇り空のように頭に広がりはじめ、憂鬱になってくる。

若い頃はまだしも、40代半ばの一応管理職になっても憂鬱なのである。

しかしこれは仕方ない。憂鬱は無理に紛らわしても消えるものではない。自分から1メートルくらい幽体離脱して、「ああ、憂鬱な気分の自分がいるな」と客観的に見てみよう。そして憂鬱を忌み嫌うのではなく、思い切って友達になってしまおう。憂鬱な気分も間違いなく自分の心の動きなのだから。

この状況下、せっかくの休みなのに出来ないことが色々ある。しかし、出来ることが全くないわけではないだろう。

小さなことで良い。何か楽しみを見つけ、しみじみとそれを味わうというのは決して悪い休みの時間の過ごし方ではない。

Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。

シェアする