【FILSON】のバッグは一生の相棒になり得る

「一生モノ」とは何か
一生モノと言われる物で安いモノはない。しかし、実際には一生使わなかったとしても、10年も満足して使えたとすれば、十分に元は取れたと言えるだろう。
一生モノになりうる条件って何だ
- 作りが本格的で丈夫である
- 修理が可能である
- 歴史が古く、既に定番品と認知されている
- トレンドの流れに左右されない
- 傷や経年変化によって新品の時より格好良くなる
という条件を満たすモノだと、僕は考える。
3年ほど前、オフの日用のカジュアルなバッグを探していた。
普段、ちょっとスーパーに買い物になどという時は手ぶらであるが、図書館に行く時、趣味の乗り鉄の旅に行く時、1泊程度の旅行に行く時などに使うためである。
中年男子が持って恥ずかしくないバッグ選び
しかし中年男子がカジュアルで持って恥ずかしくないバッグ選びって難しいものである(これはバッグに限らずであるが)。
しかも、まあ一生とは言わずとも、長く使える物を選びたい。たとえ壊れなくとも、3年経ったら「ちょっともうこれは恥ずかしいな」というのでは困る。
そんななか、出会ったのが米国のブランド「FILSON」である。
もともとは19世紀末にシアトルで金の採掘作業員向けに作られた、極めて堅牢なワーキング・ウェアである。従ってそのデザインは極めて無骨で男臭い。そして、未だにメイド・イン・USAを貫いている。
僕が購入したのはカーキ色のジッパー付きトートバッグである。

FILSONのバッグに惚れたポイント
フィルソンに惚れた大きな理由が、使い込んでいく程に一層格好良くなっていくという点である。22オンスという太い糸に蠟を染み込ませたオイルドフィニッシュ加工であるので、新品の時はかなりゴワゴワしている。これが使い込んでいくうちにだんだんこなれて、汚れて、色褪せるにつれ格好良さを増していくのである。

僕にはファッションの師匠がいる。その師匠とは徳島にある「BOYSMARKET」というセレクトショップ(ファッション好きには有名な店だ)のオーナーで、お会いしたことはないのだが勝手に僕の師匠にしている。
師匠のライフスタイル・洋服に対する考え方に僕はすっかり影響されており、時々通販で洋服を購入している。FILSONを選んだのは師匠の影響が大きい。大きいというか師匠の影響そのものである。
師匠は「洋服なんて気兼ねなくガンガン着て、汚れたらガンガン洗濯して乾燥機にかけて、くたくたになった頃が一番格好良いんですよ」と僕に教えてくれた。もっとも、師匠が僕に直接教えてくれたのではなく、ブログの記事を読んだだけある。師匠がアップしていた25年使い込んだクタクタのFILSONはそれはそれは格好良いものであった。
嬉しいのは購入から何年経っても修理に応じてくれるということだ(勿論、状態によっては修理不能の場合もある)。
これさえあればもうバッグのことで悩む必要はない
メーカーの姿勢として、短いサイクルで新しい商品をどんどん出し、消費するのではなく、人生の長い伴侶として使って欲しいという姿勢がある。これはミニマリストとしては誠に頼もしい。これ1ヶ持っていれば、とりあえずバッグに関しては心配することがなくなるのだから。

買ってから3年ほど経ち少しづつ馴染んではきたが、非常に丈夫でクタクタになるまでにはまだまだ時間がかかりそうである。
これはもしかして、本当に一生モノになるかもしれないと考えている(僕の心変わりが無ければ、の話であるが)。
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