パタゴニアのフーディニ・ジャケットを着て、寒い日も走る

フーディニ・ジャケット

12月、単身赴任先で一人で過ごす週末。

朝目覚めると、空はどんよりと曇っている。よく見ると雪も舞っている。こんな時に外に出るのは誠に億劫だ。週末のルーティン、ジョギングも今日はサボってしまおうかな、という考えが一瞬頭をよぎる。

しかし、マンションの前の道路を元気に走っているランナーの姿を見つけてしまった。そうするともういけない。おいらもこうはしていられないぞ、という気になる。いそいそとジョギングウェアに着替え、マンションの部屋を飛び出す。

フーディニ・ジャケットは秋冬のジョギングの心強い相棒だ

まだ厳冬というには早いこの時期のジョギングには、パタゴニアの長袖キャプリーンにフーディニジャケットを羽織る。このフーディニジャケット、薄手で極めて軽く、着ていることを思わず忘れてしまうほどなのだが、これ一枚羽織っていれば冷たい風もしっかりとシャットアウトしてくれるし、少々の雨や雪であれば体を濡れから守ってくれる、心強い味方だ。ちなみに身長170cm・体重59kg・ウェスト76cmの体型の僕でXSがジャストサイズ。下の画像が参考になれば。

本格的ではないが、それ故にコンパクトでフレキシブルに使えるフーディニ・ジャケット。スポーツだけではなく、ハイキングや、旅行の際など、バッグに放り込んで置くと便利だ。寒い季節に限らず、真夏だってTシャツ短パンで電車に乗ると、冷房が効きすぎて肌寒く感じる場面というのは結構あるものだ。そんな時、このフーディニ・ジャケットは心強い味方になってくれる。

もう一つ、パタゴニア製品全般に言えることだが、呆れるくらい丈夫だ。このフーディニ・ジャケットを買ったのは何年前だろうか。恐らく10年くらいになると思う。いつもラフに扱って、洗濯機と乾燥機に放り込んでというような使い方をしてきたが、全く破けることもほつれることもない。

幸い、今日は風は強くないのでそれほど体感温度は低くない。

僕のジョギング歴は10年以上になるが、ストイックなランナーにはなれず、自己流なのでタイムもなかなか短縮しない。無理もない。少し疲れたら即座にウォーキングに切り替えるし、途中で面白い風景があれば立ち止まって写真を撮るし、コンビニに寄ってスイーツを買ったりしているのだから。しかし、まあ、それでも良いと思う。

途中で雪が強くなってきた。気温は3℃程度だが、走っていれば汗ばむ。しかしインナーのキャプリーンは瞬時に汗を発散し、シャツの中が不快に濡れたり、汗で体が冷えることは決してない。キャプリーンは着た瞬間に暖かさを感じる、というものではない。着た瞬間の印象は素っ気ない印象であるが、その代わりどんなに激しく動いて汗をかいても決して体を冷やすことはない。

ものすごい自然豊かな風景だが、これでも長野駅から2kmくらいの距離の場所である。

今日は1時間、10km程度で切り上げた。家に帰ってシャワーを浴び、コーヒーブレイク。

寒い中、外に出て体を動かすようになってから、様々なメリットを感じるようになった。

寒い日に走るようによって得られたメリット

  • 飯・酒が美味い
  • 夜あっという間に眠れる
  • 体の末端の冷え性が治った
  • 体が自ら温まる力が強くなった
  • 常に感じていたダルさがなくなった
  • 精神的なオンとオフの切り替えが出来る

寒い日にわざわざ外に出て、体を動かすなんてのは確かに面倒なことだ。しかし、キャプリーンの上にフーディニ・ジャケットを羽織って、思い切って外に飛び出し、冷たい空気の中で体を動かしていると、だらけた自分から生まれ変わったような気分になる(大袈裟かな)。今でこそ偉そうにそんなことを言っている僕であるが、つい10年ちょっと前までは生まれて以来の運動嫌いであった。休みの日は当然ゴロゴロしていたのだが、当時と今を比べると、はるかに今の方が休日に疲れが飛び、リフレッシュ出来ている。

ランの後の楽しみは、昼飯。今日はすいとん定食。すいとんの定食というのは珍しいが、これが実に美味かった。冷えた体もすっかり暖まった。飯が美味しく感じるのも、走ってこそだ。

来週もフーディニ・ジャケットを羽織って走ろう。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。