コインランドリーと自宅洗濯のコスト差を検証してみた
僕が洗濯機を買わなかった理由
電器屋の店頭に、「一人暮らしスタートセット」といったものが並ぶ季節になってきた。
冷蔵庫・洗濯器・電子レンジ・掃除機・炊飯器・電気ポットといった白物家電がセットになっており、安いのだと5万円台から購入できるようだ。
僕はといえば、上記のうち冷蔵庫と電子レンジ(正確には更に多機能のヘルシオ である)しか持っていない。これで2年弱過ごしてきた。
掃除はフローリングワイパーでしているし、ご飯はメガドンキの10食入¥698のパックご飯を愛用している。
そして洗濯は近所のコインランドリーに通う生活をしてきた。ワイシャツはクリーニング店に出している。
洗濯機を買わなかった理由だが、料理掃除は大好きなのだが、どうも洗濯だけはイマイチ苦手なのである。特に干したり、それを取り込んで畳むのが面倒臭い。それでコインランドリーを使うこととした。
コスト差を検証してみる
やはり当初気になったのは、コストがどれくらいかかるか、という点である。
そこで今回は2年弱でかかったコストを洗い出し、自宅で洗濯機を使った場合との差について検証してみたい。
僕がいつもお世話になっているコインランドリーは、学生街が近いこともあってか比較的安く、12KGのドラム式でも¥500である。そして10分脱水して¥100。しかも店内にある自販機で販売しているプリペイドカードを使うと1割分おまけがついてくる。すなわち計¥550で1週間分の洗濯が出来てしまう。
年間52週として、コインランドリーにかかるコストは¥28,080である。
電気店で一人暮らし用のサイズの洗濯機(乾燥機能付)は、大体¥70,000くらいから売っているようである。
自宅で洗濯の場合はこれの他に洗剤や柔軟剤も必要である。僕の通うコインランドリーは自動投入で料金に含まれている。そして若干の電気代(洗濯乾燥機を1回使うのに¥50〜60程度らしい)もかかる。
従って乾燥まで機械任せにする場合、もしも単身赴任の期間が2年未満と分かっている場合には、コインランドリーを使った方が総コストが安いということになる。
ただし乾燥機能がない洗濯機の場合は2万円程度から購入できる。そうすると干すのは自分でやるという人の場合で比較すると、コインランドリーで洗濯だけだと年間¥23,400だから、洗剤代など考えてもほぼ1年で同コストとなり、2年目以降からは自宅洗濯の方が安くなるということになる。
コスト以外のコインランドリーを使うメリット・デメリット
メリット
- 時間に関係なく好きな時間に洗濯できる
- 高出力の機械なので汚れがよく落ちる
- 洗剤や柔軟剤を用意しておく必要がない
デメリット
- わざわざ出かけなくてはならない
- 終わるまで待っていなくてはならない
- どんな人が使ったのかわからない洗濯槽で洗濯することに対する若干の抵抗感
- 自分のパンツを衆目に晒すことに対する若干の抵抗感(←これは恐らく自意識過剰)
改めてこれを書くためにコストを検証して、思ったほどコインランドリーが高くないことに気付いた。但し、コインランドリーは同じ地域にあっても店舗によって価格が結構違う。自宅から同じくらいの距離にある別のチェーン店を使おうとしたら¥200も高くて断念した経験もある。
見込まれる単身赴任の期間と、洗濯にどれだけコストと労力をかけられるかによって、賢く選んで頂く為の一助になれば幸いである。