【単身赴任の低コスト自炊のコツ】中途半端に残った野菜を無駄にしない方法
自炊派単身赴任者の皆さん、お元気ですか〜?自炊、上手くいってますか?
一人分の食事作りでぜひ意識したいのが野菜を積極的に使う、ということだ。
野菜をきちんと摂取することのメリット
ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含む野菜は、体の調子を整え、健康的に生きていくためには欠かせない食品である。野菜が不足すると体に様々な不具合が生じる。具体的には、
- 疲れやすくなる
- 便秘・下痢になりやすくなる
- 免疫力が低下し、風邪をひきやすくなる
- 肌が汚くなる
- 体臭がキツくなる
などと、我々中年世代にとっては避けたいことばかりである。野菜をきちんと摂ることで、これらの忌まわしい症状を和らげる事が出来るのである。
次に、食品の価格が爆上がりの今、野菜も当然値上げはしてはいるものの、肉や魚に比べれば相対的に安い。食事のボリュームの中で、野菜の比率を上げれば食費の削減効果もある。
カロリーが低いので野菜である程度腹を満たせばダイエットにも効果がある。調理だって肉や魚に比べれば実に簡単だ。
適量の野菜を食べることは、まさにメリットだらけなのである。
1日に必要な野菜の量は350Gだ
成人の1日に必要とされる野菜の摂取量は350Gであると言われている。350Gと言われてもピンとこないが、おひたしの小鉢、コンビニのサラダなど、副菜として提供される野菜料理、これらを70Gとして考えるらしい。そして野菜炒めなど、メインの料理が野菜料理であれば、倍の140Gと考えるらしい。従って朝にサラダ、昼にきんぴらごぼう、夜に野菜炒めとお浸しまで食べてようやく必要量を満たせると言うことになる。
これはなかなかの量だ。正直なところ、僕もスーパーに行って買い物をするときは意識的に野菜を多めに購入しているが、それでもちゃんと350G食べられていない日の方が多い。
そのような時は、トマトジュースや野菜ジュースなどの力を借りるのも大いにありだ。
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自炊単身者の悩み、「野菜がいっぺんに使いきれない」
自炊単身者であれば僕と同じような失敗の経験があるのではないかと思うのが、「野菜を買ってきたはいいが一度の料理で使いきれず、残りはそのうち使おうと思って冷蔵庫に入れておいたが、気づいたら萎びさせてあるいは腐らせて泣く泣く捨てた」というものである。料理初心者の方がこのような失敗体験を何度か重ねてしまうと、もうすっかりやる気を無くしてしまうだろう。
スーパーによっては、トマト・キュウリ・人参・玉ねぎ・じゃがいもなどは1ヶ単位で販売しているものの、それでも一人だと一度で使いきれない場合はある。いろいろな野菜が少しづつ冷蔵庫に残ってしまった時、一体どうすれば良いだろうか。大丈夫、ちゃんと無駄なく美味しく食べられる方法はあるのだ。
もう無駄にしない!残って少々しなびた野菜の活用法
きんぴらにする
大根・人参・牛蒡などの根菜類が残ってしまって少々しなびた時は、きんぴらがお勧めだ。むしろきんぴらにするのであれば水分が抜けて少々しなびたくらいがちょうど良いくらいだ。根菜でなくとも、ピーマン、セロリ、春菊の茎、キャベツの芯などもきんぴらに合う。短冊切りにしてちょっと多めの油でしっかり炒め、醤油・みりん・砂糖で味付けし、あれば白ゴマをまぶせば美味しいきんぴらの出来上がりだ。
具沢山味噌汁にする
寒くなるこれからの季節におすすめなのがこれ。残った野菜を適当な大きさにカットし、油で炒めればコクのある味噌汁になるし、そのまま茹でればあっさり風味の味噌汁になる。味噌汁と相性が悪い野菜というのはほとんどない。
新鮮なうちに一手間かけて冷凍ストックするのも手だ
可能であれば、使いきれなかった野菜は新鮮なうちに一手間かけて冷凍ストックしておくのがオススメだ。人参やごぼうのような水分少なめで固い根菜は生のままスライスして、玉ねぎやピーマンはスライスして油で軽く炒めておくと、チャーハンやパスタを作るときに便利だ。ナスもよく余らせてしまうが、輪切りにして多めの油で焼き付けて冷凍しておくとカレーなどにトッピング出来る。
まとめ
食材が高い今、野菜を積極的に買うことで、食費を削減し、健康に過ごしたい。一方、中途半端に残して無駄にすることは避けたい。そんな時、今回の文章が参考になれば幸いだ。
最後に一つ、販売している冷凍食品と違い、家庭の冷凍庫で冷凍させるのは冷凍するまでに時間がかかり、開け閉めが多く温度も上がりがちなので賞味期限は短いと心得ておこう。2週間以内には食べ切ってしまいたい。