1人分のパンツとTシャツとタオルくらいだったら手洗いでも十分いける
僕が洗濯機を買わなかった理由
僕は洗濯機を持っていない。
初期投資を抑えたかったのと、ミニマルライフを目指す上で洗濯機という大物を購入するのに躊躇したこと。そして洗濯、特に干す作業がどうにも嫌で、コインランドリーを使おうと考えたためである。
近所のコインランドリーで洗濯と乾燥をして、洗濯物が少ない時は少ない時は1回¥400、多い時は¥500である。
以前、洗濯機を購入した場合とコインランドリーを使用した場合のコスト差について検証したことがあったが、
単身生活3年目にもなるとやはり洗濯機を購入した方が安くなる。
しかし今更買うのもどうにも面白くない。とりあえず長野にいる間は今のスタイルを貫くつもりだ。
※注 しかし結局単身赴任を初めて2年8ヶ月後に洗濯機を買うこととなった。その顛末はこちら
冬場以外は、パンツ・Tシャツ・タオルのような小さな洗濯物は手洗いしている。またジョギングから帰って来て汗ぐっしょりになったウェアもすぐに手洗いする。
手洗いのコツ
洗面所に洗面器を置き、水を張って洗剤を入れザブザブと洗う。
手のひらで洗濯物を押し付けるようにし、繊維の間を水が勢いよく抜けるようにするとよく汚れが落ちる。ゴシゴシ擦り合わせる必要はない。
よく濯いだら軽く絞る。タオルは強めに絞っても大丈夫だが、それ以外の衣類はあまり強く絞ると伸びたり破れたりする恐れがあるので軽めにする。
そして苦手な(単に面倒臭いだけであるが)干す作業である。
天日干しだと乾燥機にかけたようにふんわりとは仕上がらないが、太陽のいい匂いがする。タオルはゴワツキやすいが、干す前によく振り捌いて繊維を立たせるようにするのがコツである。
大物(ジーンズなど)も手洗いにチャレンジしたこともあったが、小さな洗面器で洗うのはなかなか大変であった。したがって今は小物限定としている。
しかし、小物の洗濯物が多くなる夏場は手洗いだけでも結構乗り切れるものである。
自分の手で洗ったパンツというのはなんだか愛おしい。
週末、風に揺れるパンツを眺めながら、コーヒーを飲むというのもなかなか乙なものである。