長野での単身赴任が6年で終了・でも単身赴任は継続が決定した

2018年の4月に始まった長野での単身赴任も、もうすぐ6年になる。思えばいろいろあった6年間だった。

赴任して1年目はほとんどのことがうまく行った。自信満々であった。

2年目でいきなり社員の連続退職という憂き目に遭い、俺のせいかとすっかり自信をなくす。この年大きなイベントがあり、彼らが抜けた業務の負担も大きく心身ともに疲れ果てていた。この時は自分の楽天的な性格が幸いした。僕が悲観的に考えるタイプだったら鬱病になっていたと思う。

3・4年目は新型コロナで売り上げは激減、大赤字であったがこれは俺のせいじゃないからどうしようもないと開き直っていた。だけどパート社員の契約打ち切りをせざるを得なかった。それを言い渡した時のパートさんの悲しい目はいまだに忘れられない。

5年目の後半からようやく売上が回復し始める。大口新規の獲得もうまく行き、一筋の光明が見え始めた。

そして6年目の今はコロナからの回復と値上ラッシュの波に上手く乗れて売上は絶好調、利益はコロナ前を超えてすでにコロナの時の赤字は取り返した。一方人手が慢性的に足りず、募集しても応募がない状態で管理職の自ら配送業務に就いているという状況である。

そんな1月中旬の先日、本社の総務部長から転勤の打診が来た。

昨年秋の役員面談での手応えと、人手不足で自ら配送している状況を鑑みて、この春は転勤はないだろうとタカを括っていたので、転勤の話は想定外で面食らったが、さらに驚いたのが新しい赴任先だ。

仙台にある本社だという。これには驚いた。

入社以来ずっと現場でやってきた僕にとって、本社というのは全く未知の場所である。

不安はあるが、話としては決して悪い話ではない。ステップアップの大きなチャンスを頂いたのだ。収入も少し増えることが見込まれる。

ただし、妻と娘が暮らす本宅がある栃木県は飛び越えて、仙台で単身赴任をすることになる。

実は来年あたり、本宅から通える宇都宮支店への転勤を狙っていたのだが、これでもうしばらく単身赴任生活が続くことになる。

いやもしかしたら、一旦本社に入ってしまうと、定年まで本社勤務が続く可能性もある、というかその可能性が高い。

妻は本社勤務になることについては喜んでおめでとうと言ってくれたが、内心では単身赴任が続くことにがっかりしたかもしれない。あるいは、ほっとしているのかもしれない。

果たして、定年まであと10年、夫婦離れ離れで暮らすのか。僕が早期退職して栃木に戻るのか。本宅を処分して妻を仙台に呼ぶのか。いずれ話し合って決断しなければならない。今回の転勤は我が家族にとっては大きなターニングポイントのきっかけとなりそうだ。

早速、この週末は新しい住居をネットで探して過ごした。住居探しのポイントなど、自分がかつて書いたブログを自ら参考にしている。「俺こんなこと書いたっけ、結構いいこと書いてるじゃん」と自画自賛している。

住居探しの顛末などは改めてこちらで報告したい。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。