ラジオがある生活
テレビよりもラジオの時間の方が多い
昨年からのコロナ禍、休日は自宅で過ごす時間が増えたという方も多いと思う。
地方都市在住の僕は、人混みに行くことは避けているものの、人のいない方向にジョギングに行ったりドライブに行ったりして結構自由に過ごしている。
部屋にいる時はどうやって過ごしているか。テレビは本当に見なくなった。特に長野は僕の大好きなテレビ東京が見られないのが痛い。「アド街ック天国」も「モヤモヤさま〜ず」も見られない。「充電させてくれませんか」は長野ローカル局で土曜日のお昼にやっているが。
平日の朝はフジテレビの「めざましテレビ」を見ている。これはもう習慣である。「紙兎ロペ」と今日の運勢を見終わると部屋を出ることを常としている。夜は適当にチャンネルを回すが、特に楽しみにしている番組があるわけではない。面白い番組が見つからないと、早々にスイッチを切る。そしてラジオのスイッチを入れる。
僕はもともと少年時代からのラジオっ子なのである。
そんな僕のお気に入りのラジオプログラム
「ウィークエンドサンシャイン」NHK・FM毎週土曜日7:20〜
週末の始まりはこの番組だ。ピーターバラカンのクールかつ暖かい声とその素晴らしい選曲で寝ぼけ眼の土曜日の朝もシャキッと目覚められる。
「ゴンチチの世界の快適音楽セレクション」NHK・FM毎週土曜日朝9:00〜
一転してまったりした雰囲気の番組。土曜日の朝にふさわしいリラックスして聞くには最適のゴンチチの二人のトークとこれまた素晴らしい選曲。
「グッチ雄三の日曜ヒルは話半分」NHK•FM毎月最終日曜日12:30〜(中止の場合あり)
ゲストを得意の料理でもてなしつつ、面白い話とイケてる音楽が繰り広げられる番組。グッチ雄三の才能がいかんなく発揮されている。モノマネ四天王の一人、というくらいの認識しかなかったが、これを聴いて認識を改めた。彼は一流のエンターテナーだ。
NHKばかりだが、決して僕はNHKの関係者ではない。ただ素直に、NHKは優れたラジオ番組をたくさん持っていると思う。
今はインターネットでもラジオを聞くことができるが、僕はわざわざSONYのラジオ受信機を購入した。アンテナを伸ばし、ラジオの電源スイッチを入れる。ちょっとくぐもったラジオの声。照明を落とした一人の部屋にその音が響くと、とてもホッとした気分になるのである。
ラジオのあるひとりの生活。悪くない。