単身赴任生活に下着・靴下・ワイシャツは何枚必要か?
この春から単身赴任を始める皆さ〜ん、お疲れ様です!準備は順調に進んでますか?
単身赴任生活の準備というと、まずは家電や家具の購入、本宅から持っていく物の荷作り、というのが思い浮かぶと思う。
では衣類・下着類はどうだ。これはとりあえず今着ているのをそのまま持っていけばいいんじゃね?と思われるかもしれない。しかし、ちょっと待って欲しい。これまでは奥様が毎日洗濯をしてくれて、自身は何もしなくとも引き出しには清潔なパンツが、クロゼットにはアイロンのかかったワイシャツがセットされていたというあなた。果たして今自分のパンツやワイシャツが何枚あるか、ご自身で把握されているだろうか。
これから単身赴任を始める以上、自分のパンツも、ワイシャツも自分で管理しなければならないのですぞ。
一人暮らしになれば、恐らく洗濯もこれまでのようにこまめに行うことは出来なくなるだろう。下手をすると、下着やワイシャツのように毎日着用して毎日変える必要のある衣類が週の途中で足りなくなり、同じパンツを2日3日履かなくてはいけないことになる。これではあまりに情けない。
今回は単身赴任を始める方へ、僕の経験を踏まえて洗濯の頻度や用意するべき下着やワイシャツの枚数についてお話ししたい。
ご存知の通り、僕はミニマリストだが、決して「パンツなんて2枚もあれば十分!」などと極端なことを言うつもりはない。
だってパンツを2枚しか持っていなかったとしたら毎日パンツを洗わなくてはならない。僕にとって「ミニマルライフ」の目的は、単に物を少なくすることではなく、日々の煩わしい家事を最小限にして、自分の自由な時間を作ることだ。
その意味で、洗濯の頻度を可能な限り少なくしながら、それでも週の途中で着る物がなくなるといったリスクを避けるためにはどれくらいの数を準備しておくべきなのか、今回はそれを考えてみたい。
単身赴任者の洗濯の頻度は?
一人暮らしで自分で洗濯をしている人を対象としたアンケートによると、約4割の人々が洗濯の頻度が週1〜2回なのだという。僕もこの4割に含まれる。冬場は週末にまとめて1回、夏場は週末と週半ばの2回である。
僕のようにワイシャツを着て過ごす普通のサラリーマンであれば週1〜2回の洗濯で十分だと考えている。洗濯にそんなに時間をかけたくないし、毎日洗濯していたら洗剤も電気代もバカにならないだろう。
週半ばの平日に洗濯する場合は、朝の出社前に洗濯機の中に洗濯物を洗剤を入れ、夕方に洗い終わるようにタイマーをかけておく。夜中、寝ている間に洗濯機を回すのは慎むべきだ。自分の寝室に洗濯機を回す音が聞こえてこなくとも、階下の部屋には意外とインバーターのわずかな音や振動が伝わってしまうものだ。
夏場は汚れた洗濯物を放置しておくと臭いがついてしまうことがあり、一旦臭くなってしまったら普通の洗濯では決して落ちない。汗をかいたアンダーシャツや濡れたタオルなどの洗濯物は一旦広げて乾かしてから風通しの良い場所で保管しておくこと。洗濯機の中にポンポン汚れ物を放り込んでおくのはやめた方が良い。
それでもついてしまった頑固な臭いは酸素系漂白剤を使うことで簡単に除去することが出来る。そして、洗濯物の臭いが気になる方には液体洗剤よりも粉末洗剤の方がおすすめだ。
僕はワイシャツは自分で洗濯しない。いつも会社近くのクリーニング屋に持っていく。当然、自分で洗濯してアイロンがけした方が安上がりではあるが、襟や袖の頑固な汚れを苦労して落とし、アイロンがけまですることを考えたらクリーニング屋に任せた方が良いと考えている。
単身赴任者の衣類はこれだけ準備しておけば安心だ
下着→9枚
週1〜2回は洗濯出来そうと言う方であっても、下着は1週間分7枚+予備2枚の9枚あると安心だ。
下着の予備はあった方が良い。なぜなら、基本は週末に洗濯するルーティンだとしても、週末に出張とか旅行といった予定が入って、ルーティン通りに洗濯出来ない場合もあるからだ。
僕はパンツについてはこの10年以上、カルバンクラインのスティールマイクロの3枚セットを購入している。一番古い3枚組がくたびれてきたら新たに1セット買い、3枚を処分するので必ず手持ちは3の倍数でなければおかしいのだが、気づいたら8枚になっていた。一体どこへ行ったんだろう俺のパンツ…。
ワイシャツ→8枚〜10枚
週の勤務日が5日でワイシャツは自身で洗濯・アイロンがけをするという方であれば、5枚+予備3枚の計8枚もあれば安心だろう。これであれば週末に冠婚葬祭があっても、急な都合で洗濯ができなくでも、なんとかなる。
僕と同じくワイシャツはクリーニングで、という方は10枚あると安心だ。5枚着終えたらクリーニング屋に持って行き、出来上がった5枚を持ち帰ってくる、というパターン。ちなみに僕の持っているワイシャツは7枚なので、クリーニング屋に行くのをちょっと忘れるとワイシャツが足りなくなってしまう。7枚でも何とかならないことはないが、ちょっと油断するとワイシャツが足りなくなるという緊張感がある。
靴下→ビジネス用7足・カジュアル用3足
仕事用の靴下は、勤務日数分5足プラス予備の2足あれば大丈夫だ。スーツに合わせる基本の靴下はロングホーズという長いソックス。僕が愛用しているのは「HARISON」のエジプト綿のロングホーズ。普段は手持ちのスーツに合わせてチャコールグレーを選ぶが、冠婚葬祭用にブラックを1足は持っておきたい。
カジュアル用は3足あれば十分だと思う。僕は春夏用と秋冬用をそれぞれ3足づつ持っている。お気に入りは伊勢丹メンズ館で買った「パンセレラ」の英国製のソックス。安くはなかったけど、肌触りは良いし丈夫だし、やはり良い物は良いと実感させてくれた一足である。
まとめ〜下着類はほんの少しだけ余裕があった方が良い理由
僕はミニマルライフを楽しんでいるので、部屋に置いてある家具や生活雑貨は最小限であるが、服に関しては少し余裕があった方が良いと思う。それは僕自身が服好きということもあるが、身だしなみというのは相手に与える印象においてとても重要だからだ。ビジネスの場であればなおさらである。3日目のパンツを履いていようが、そんなのは相手にわかりっこないと思われるかもしれないが、3日目のパンツを履いて自信を持って大事な商談に臨めるだろうか。自分自身は騙せないのだ。
さあ、パンツとYシャツはしっかり備えて、新しい生活に臨みましょう。