ミニマルライフで低コスト単身赴任生活を豊かに楽しもう
ミニマルライフの最大のメリットは
これまでもこのブログでご紹介してきた通り、僕は単身赴任生活をミニマルライフで楽しんでいる。
ミニマルライフと言えども、何も難しいことではない。修行僧の苦行のような厳しいことでも決してない。
ただ、自分の「今」の生活に本当に必要なものを見極めて、必要でないものは削ぎ落とす、それによって不必要な片付けや掃除といった日常の家事を減らし、自分のやりたいことに割く時間を確保出来ること、小さな部屋でもストレスから解放されて快適に過ごせる空間を確保出来ること、そして何より、必要なものしか買わないので購入費用やランニングコストが大幅に節約出来ることがメリットとして実感出来ている。
具体的にはどんなことかご紹介したい。
ミニマリストの掃除
休日の朝は掃除から始める。僕は電気掃除機を持っていない。掃除は無印良品の掃除用品システムを使い、まずはドライシートで床の埃とか髪の毛を取り、その後濡らしたファイバークロスに付け替えて水拭きする。小さなフローリングのワンルームだからこれだけであっという間に床はピカピカになる。家具は最低限なので部屋の隅々まで掃除が出来る。埃が溜まる場所がないし、ダニが生息できる環境もないので実に健康的だ。
これが電気掃除機だと、まず大きな購入費用がかかる。掃除機が紙パック式の場合、それを切らさぬように購入してストックしておかなくてはならない。電気代もかかるし、壊れたら新しいのを買わなくてはならない。「でも家には台所とかトイレにマットがあるし、ラグもあるから掃除機は必須なんだよ」という方もいらっしゃろう。僕の場合はそもそもマットもラグもない。台所の床に水をこぼしたらすぐに拭き取る。トイレは大小関わらず必ず座ってするから汚れる範囲は限られており、床は部屋と同じ感覚で掃除出来る。便座カバーもない。ない方がこまめに拭けるので清潔だ。
住居スペースで使う洗剤は「ウタマロクリーナー」1本だけだ。これだけで床から台所から窓ガラスまでピカピカだ。殺菌漂白には塩素系漂白剤の「ドメスト」を使っている。これ1本で便器・風呂・排水口を清潔に保てるし、まな板や台拭きの漂白まで出来る。トイレ掃除はドメストを便器内部にかけるだけでこする必要がないからブラシが不要だ。何種類も洗剤が必要ないから、在庫管理も楽だしコストもかからない。用途別に何種類も洗剤を用意しても、単身生活だと使い切るのに相当な時間が必要だろう。何種類もの洗剤が埃をかぶって台所とか洗面所の収納スペースを占拠している光景はよく見られるが、これでは本末転倒だ。
ミニマリストの台所
僕は調理器具は深型のテフロンフライパン一つしか持っていない。これで炒め物、焼き物はもちろん煮物も野菜やパスタを茹でるのも全て賄える。
フライパン一つしかないから、収納スペースも取らない。僕は換気扇フードの縁に引っ掛けている。
狭いマンションの部屋を有効に使いたいから、食器棚は置きたくない。台所にもともとある収納スペースに収まるように、調理道具も食器類も吟味したものだけを買った結果が今の僕の持ち物の数だ。
漫然とあれこれ買うのではなく、自分に条件を課してよく考えて買ったものだから、それぞれに愛着があるし、大事に使うので長持ちする。そういうものに囲まれて生活していると、自ずと気持ちは豊かになる。
スーパーに食事の買い物に行ったら、まず野菜コーナーに行くようにしている。値上げしているとはいえ、野菜は絶対的な単価が安い。よく買うのは小松菜やほうれん草やセロリやカイワレ大根などの安い葉菜、トマトやカボチャなどの果菜、ニンジンや芋類の根菜である。葉物野菜はまとめて茹でて、あるいは蒸してお気に入りの野田琺瑯の保存容器で保存しておく。野菜を献立のメインのボリュームにして、残りをご飯などの炭水化物と、肉や魚の炭水化物で満たす。これであればコストを抑えられるし、自ずと健康的な食生活になる。
野菜は、新鮮であればドレッシングもいらない。スライスしたトマト、茹でたほうれん草、蒸したかぼちゃ、僕は何もつけずにそのまま、あるいはちょっと塩をかけて食べる。慣れるまでちょっと物足りないかもしれないが、味のついたおかずと一緒に食べれば、野菜は何もつけなくとも十分美味しいのだ。
ミニマリストの休日
先に書いた通り、休日はまず掃除から始める。部屋の掃除はあっという間に終わるので、自由に使える時間はたっぷりある。
一人で過ごす休日は慣れるまではなんとも味気ないものだったけど、そんな休日だって自分の人生の大切な時間だ。一人でも、お金をかけなくても楽しめる休日の過ごし方をいろいろ考えた。今の1番の楽しみは愛車で長野県内のレトロ食堂をあちこち訪れること。他にジョギングと水泳と、図書館での読書が休日のルーティンだ。
単身赴任者にミニマルライフをおすすめするシンプルな理由
単身赴任をせざるを得ない境遇に置かれた人の多くは会社員であると思う。単身赴任手当が出たとしても、僕を含めて生活費は家族一緒に暮らしていた時よりも苦しくなるのが一般的で、少しでも低く抑えたいという方が大多数であろう。
しかしだからと言って我慢だらけの味気ない生活は勘弁だ。
そのような人にミニマルライフはうってつけだ。買うべきものが少ないので生活がすっきりするし、当然お金もかからない。本当はたくさん物が欲しいのに仕方なく我慢するか(しかし沢山の欲しいものが実際に手に入ったとして、それは人生を本当に豊かにしてくれるのか)、物の少なくとも豊かな生活を自ら選び取るか。心掛けひとつで同じ物が少ない人生でも全然違う。どちらか選ぶのは自身である。

