ヘルシオがあれば美味しい鶏ハムが簡単に出来る
ヘルシオ・ウォーターオーブンの機能上の特徴のひとつが「蒸し調理」が出来る、という点である。
ヘルシオでカボチャやサツマイモを蒸すと、茹でたり電子レンジで加熱したのとは違い、ねっとりとして濃厚な甘みに仕上がる。チルドの焼売なんかも、電子レンジ加熱とは全然違い、具はしっとりと、皮は蒸した時特有のビロッとした感じに仕上がるのである。
そしてこの機能で、鶏ハム(=サラダチキン)が簡単に美味しく出来るのである。
僕はこれがお気に入りで、しょっちゅう作っている。
鶏むね肉は低価格・カロリー・高タンパクでの優れた食材である。しかし皮の部分はカロリーが高いので、カロリーを抑えたい方は剥がした方が良い。ただし、皮の部分は旨味が強い。多少のカロリーは問題ないという方は皮付きのまま調理して欲しい。僕はいつも皮付きである。その時は皮の周囲についている黄色い脂の塊は取り去る。
次に、フォークを両面にブスブス突き刺して、穴を開ける。ブスブス刺しながら嫌な奴の顔を思い浮かべると良いストレス解消になる(オイオイ)。こうすることで肉が柔らかくなるし、下味が染み込みやすくなる。
そこに下味をつける。僕はいつも砂糖と塩、もしくは塩麹のみである。ハチミツと塩、というレシピも多い。
理想的にはそのまま一晩置いてしっかり味を染み込ませる。ただ、僕は急ぐ時は30分ほどであるが、仕上がりに大きな差は分からない。
ヘルシオの蒸し料理の弱を選び、30分加熱する。この弱で調理するのがしっとり仕上げるコツらしい。ちなみに、上位機種だと鶏ハムというメニューが予めプログラムされている。
たったのこれだけで出来上がりである。
出来上がってもすぐには切らず、暫くそのまま置いておく。すぐに切ると肉汁が逃げ出てパサついてしまうのである。
出来た鶏ハムは淡白ながらしっとりしておりなかなか美味である。皮の部分の旨味が強い。
しかし、ご飯のおかずにするには何かソースが欲しい。僕はいつもポン酢とマヨネーズ、七味唐辛子をかけて食べる。ラー油も合う。刻んだ長ネギに砂糖と醤油とごま油を合わせたネギソースもよく合った。チリソースも良いだろうし、おろしのタレも良いだろう。クセがないから和洋中どんなソースも合うと思う。
僕は鶏ハムを作った当日はメインのおかずとして食べる。鶏むねは1枚300G〜400Gあるので一回で食べるには多すぎる。そこで冷蔵庫で保存しておき、翌日はサラダや和え物、麺類のトッピングにしたりして3日程度は楽しんでいる。最初から小分けにして冷凍保存も可能だ。
ヘルシオで蒸し料理を作ると庫内がビショビショになって拭き取りが大変であるが、それでもしょっちゅう作ってしまう。僕の中ではヘルシオのヒットメニューのトップである。