単身赴任を機に自炊を始める人が初めに揃えておくべき調味料

調味料の画像

この春から単身赴任を始める皆さん、お疲れ様です。4月1日の金曜日はいかがお過ごしであっただろうか。新しい職場に出社されたのだろうか。初日だからまあ顔出し程度で、明日の月曜日から本格的な業務スタートで、緊張と一人の寂しさで何とも重い気持ちで週末の夕方を過ごしていらっしゃる方もいられるのではないか。

でも大丈夫。人間って恐ろしいもので1ヶ月も経てば新しい環境に慣れてしまうのである。単身赴任自体はロクでもないものだが、新しい土地での生活を楽しんでいきましょう。

自分の飯くらいは自分で作れるようになろう

さて、これまで料理などやったことがなかったが、単身赴任を機に自炊を始める必要に迫られた、という方もたくさんいらっしゃると思う。

これはまたとない良い機会だ。

令和の時代、自分の飯くらい自分で準備する能力を身につけておくのは不可欠なことである。夫婦で働いているのであれば、当然家事は分担しなければならない。それに人生、いつなにが起こるかわからない。奥さんに先立たれてしまうことだって十分ありうる。歳を取ってからそのような状況になって、家事が何も身についていない状況で一人暮らしを始めることになったらこれは大変だ。今のうちから家事能力を身につけて、いざとなったら一人でも逞しく生きていけるように準備しておこう。

さて、料理をするとなるとまず必要なのが調味料である。一体なにを揃えれば良いかと迷っている方もいらっしゃろう。今回はまず初めに揃えておくべき調味料、その後の料理の発展性を踏まえて段階的に揃えると良い調味料についてそれぞれ紹介していきたい。

まずこれだけは揃えておきたい、基本となる調味料

  • 醤油〜料理を全くやらない人だって、醤油くらいは持っているだろう
  • みりん〜丼や煮物のあっさりした甘みつけに不可欠、是非一本持っておきたい
  • 味噌〜味噌汁が好きな人には不可欠、他にもさまざまな料理の味付けに大活躍、ただし僕は持っていない(味噌汁はフリーズドライを使用している)
  • 料理酒〜肉や魚の臭みを消し、芳醇な風味をつけてくれる
  • 塩〜小さめのクッキングソルトで良い、様々な料理の下味付け、葉物野菜やパスタを茹でるときにも不可欠
  • 砂糖〜炒め物、煮魚、照り焼きなどコッテリした甘みをつけるのに不可欠
  • 顆粒和風だしの素〜味噌汁、和風丼の旨味付けには不可欠

これさえあれば、和風の煮付け、丼もの、照り焼き、蒲焼など基本的な和食メニューはほぼ作れる。また野菜炒めやチャーハンも出来る。最近、定番の調味料として「めんつゆ」というものがある。これは醤油・みりん・砂糖・だしの素が入ったいわゆるオールインワンで、これを1本持っておくとさまざまな料理の味付けがこれ一本で出来てしまうので、一本持っていても良いかもしれない。ただし僕は素麺などでめんつゆを使う機会が増える夏の時期以外はめんつゆは持たない。醤油とみりん1:1と顆粒だしの素があれば簡単な麺つゆが出来てしまうからである。

これがあれば料理の幅がグッと広がる

  • 鶏ガラスープの素(顆粒でもペーストでも可)
  • オイスターソース
  • トマトケチャップ

顆粒鶏ガラスープやオイスターソースがあると、野菜炒めやチャーハンの味がグッと本格的な味わいになるし、八宝菜や五目あんかけ焼きそばだって出来る(別途片栗粉が必要)。またケチャップがあると、ナポリタンもオムライスといった洋食も作れる。料理の幅を広げたい、より美味しく作りたいという欲求が高まってきたらこれらを揃えるのがオススメだ。

醤油だけだって結構美味しい

調味料というのは色々組み合わせると、相乗効果で味に奥行きが出てより旨くなる。これは間違いない。要するに足し算の理論である。一方、引き算の理論で例えば醤油だけで味付けしてみたらどうなのか。これはこれで素材の滋味が感じられ、しみじみと美味いのである。家庭での料理であればこれで十分というか、むしろこの方が良いのではないかとさえ思う。料理というのは本当に奥深いものである。

コツは新鮮なうちに使い切れるサイズを買うこと

例えばマヨネーズ、スーパーに行くと200Gと300Gがほとんど変わらない価格で売っていたりする。グラムあたりだと大きい方が割安となるので、ついついそちらを選んでしまいがちであるが、一人暮らしに最適な量というのがある。というのも、調味料も鮮度がとても大切なのである。例えば開けたばかりの味ポンってとても爽やかな柑橘の風味がする。しかし開封して1ヶ月も経つと、爽やかな風味は消え、美味しくなくなってしまう。機会があれば是非比べてみてほしい。醤油やマヨネーズも然り。グラムあたりで多少割高になるのは仕方ないと諦めて、新鮮なうち(目安としては1ヶ月程度)に消費できるサイズを選ぼう。

肩の力を抜いてお気楽に自炊を楽しもう

自分の飯を自分で作る。初めての経験の方にとってはとても大変に見えるかもしれない。確かに毎日全てを一から作るのはなかなか大変だ。僕自身は料理が大好きで仕事で疲れていても料理がストレス解消になるタチなのでさして苦にはならないが、そんな僕も日によっては料理の時間を節約してブログを書きたい、という日もある。そんな日はスーパーでメインのおかずを買ってきて、副菜は下ごしらえして保存容器に入れておいた野菜を添えるだけ、なんて日もある。毎日続くことだ。そんなに肩肘張る必要はない。しばしば手を抜いても全然構わないのである。お気楽に自炊を楽しもうではないか。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。