久々にナイトランしてみたらすごく調子良かった理由
先日、ものすごく久々にナイトランしてみた。
長野に来てからは初めてである。
新しいシューズとソックスを新調したことと、6月で日が長くて18時過ぎに会社から帰ってもまだ明るかったこと、それでも昼に比べればぐっと涼しく、いかにもジョギングに相応しい環境だったこと、会社帰りの運転中に何人かのジョガーを見かけて触発されたことがきっかけである。
久々に、LEDでピカピカ点滅するアームバンドを装着していざ出発。
予定は1時間程度。
走り始めてみると、ひんやりとした空気に実に気持ち良い。
ルーティンとしている週末朝のランよりはるかに体が軽い。実に好調だ。久々に使ったLEDアームバンドのピカピカ具合も実に好調である。
ナイトランが良かった理由
環境が良かった
まず、環境が極めて良かった。気温は20度程度であろうか、Tシャツにハーフパンツという格好で走ったのだが、空気がひんやりとして実に気持ちよかった。しばらく走ってようやく汗ばんでくるくらいだ。日中のように日光が眩しいこともないので目も楽だ。
体のコンディションが良かった
1日の仕事を終えて(ま、そんな一所懸命仕事はしている訳ではないが)、それなりに体力は消耗している筈である。しかし自分で思っているよりも体力は残っていたようだ(何せ大して仕事してないし)。逆に体が程よく温まって柔らかくほぐれており、体が走るのに最適なコンディションに整っていたのかもしれない。
しかし、調子が良かった最大の要因に気付いてしまったのである。
酒が残っていなかった
普段、走るのはほぼ土日の朝であるが、週末の夜は気の緩みからついつい酒を飲み過ぎてしまう。
平日は500mlのビールを1缶と、ワインをほんの少しにしているのだが、週末は更に日本酒など飲んでしまう。あまり酒に強くないので、翌朝起きると若干酒が残っていることが多い。
しっかり水分を取り、朝食を食べてから「よし、仕上げは走って酒を抜こう」などと走っていたのであるが、やはりそれではダメということである。特に暑い時期はすぐにバテてしまう。
ナイトランの注意点
ナイトラン、文字通り日没後に走るということだ。ナイトランならではの注意すべき点もある。
車に注意
いうまでもなく一番注意すべきは、交通事故だ。自動車を運転される方はご存知だと思うが、夜の歩行者や自転車は怖い存在だ。ランナー自身も存在をアピールし、自動車に早く気付いてもらうことを意識することが必要だ。具体的にはできるだけ明るい色のウェア・シューズを身につけること。僕も愛用している発光式のアームバンドは有効だ。
特に危険なところは交差点だ。歩行者用信号が青でも、速いスピードで右左折してきた車にヒヤっとした経験は何度もある。交差点では一旦立ち止まって、十分左右を確認し、車が止まってくれたことを確認してから渡るくらいの慎重さが必要だ。
路面状況に注意
暗いと路面状況がわかりづらい。歩道というのは側溝の蓋の段差とか、スロープの切り欠きとか、意外と凸凹があるものだ。僕はかつてナイトランの途中に、桜並木の歩道で根っこの部分が盛り上がっているところで躓き、派手に転んだことがある。
出来るだけ明るいところ、新しいところの方が凸凹が少なく安全だ。また昼間のうちに夜でも安全に走れるコースをチェックしておくのも良いと思う。
結局50分で9kmを走った。僕にとっては上出来なペースだ。バテることもなく時間さえあればまだまだ走れそうな気がする。シャワーを浴びてビールを開ける。これは最高だ。
これからナイトランにハマりそうだ。
何より、やはり走る前夜の酒はほどほどにしなければと、深く反省したのであった。