無印良品のハイバックリクライニングソファを1年ちょっと使った感想

仙台への単身引越を機に手に入れた、無印良品の「リクライニングチェア」を使い始めて、間もなく1年と4ヶ月になる。

今回はこのリクライニングチェアを1年4ヶ月使った上での率直な感想、気に入ったところと気に入らないところを率直に書いてみたいと思う。

僕のリクライニングチェアの使用パターン

平日

平日は毎朝6時ちょうどに起床する。手早く身支度を済ませたら、トーストと牛乳の簡単な朝食をこれまた手早く作り、ささっと食べる。食べ終わると概ね6時20分くらいだ。自宅を出るのが7時20分なので、それまで1時間くらい時間がある。

この1時間をどのように過ごすかというと、リクライニングチェアでまどろむのだ。寝るでも起きるでもなく、気が向いたらスマホやテレビを眺めたりする。嫌な仕事に出かける前のこのひとときが僕にとって現実逃避の安らぎの時間なのだ。そんな時間があるのであればもっと遅くまで寝ていればいいのに、と思う方もいるかもしれないが、「ああもうすぐ起きて身支度しなきゃ、やだなあ」と思いながらまどろむより、朝やらなきゃならないことをさっさと済ませてから出発までの時間をウダウダ過ごすのが良いのだ。

さて、会社から帰宅すると、シャワーを浴びてから簡単に夕食を作り、食べる。食べ終わるとリクライニングチェアの背もたれを一番倒して、テレビを見たりyoutubeを見たりする。いつの間にか眠くなってウトウトして、画面からの笑い声ではっと起きて、「もう寝よう、でももう少しこのまま」なんて思うひとときも僕にとっては束の間の安らぎの時間だ。

休日

休日は家にいる時間はリクライニングチェアで過ごす時間が多い。ラジオを聴きながら本を読んだりネットを見て、眠くなったらウトウト昼寝をしたり。休日に家でじっとしているのは苦手だったのだが、リクライニングチェアが来てからはこれに座ってまったりと過ごす時間も悪くないと思うようになった。

リクライニングチェアの気に入ったところ

  • 背面とヘッドレストがそれぞれ角度を変えられるので、目的に応じて角度が調整できる。
  • 床に当たる面にはフェルトがついているので滑らせて移動が容易である。もちろん床に傷がつかない。
  • 柔らかいクッションで、体を包み込むような快適な座り心地。
  • ざっくりした生地なので、夏も冬も快適。

リクライニングチェアの気に入らないところ

  • 角度調整がレバーではなく、背面を持ち上げてカチカチ調整するタイプなのでちょっと面倒。
  • 角度調節できる範囲がもう少し欲しい。

リクライニングソファの耐久性は?

一部の商品レビューでは、早々にクッションがへたってしまったと、耐久性に不安を抱かせるような投稿もあり、この点を少し心配していた。

結論から言うと、1年3ヶ月ほぼ毎日数時間使った僕のリクライニングソファの耐久性に特に不満はない。この製品のウレタン製のクッションは板状ではなく、数センチの球形のクッションボールが布製のケースに詰められた形状になっている。だから常に座るところがへたってきたと感じたら、カバーからクッションのケースを出して、偏ったクッションボールを均等に均してやることで、座り心地は元に戻る。早々にクッションがへたったとお嘆きのユーザーにはぜひ試して頂きたいと思う。

結論

無印良品のハイバックリクライニングソファを選んだことは、正解だった。

これの前に買ったIKEAのポエングの座り心地が僕にはどうにもしっくりこず、結局1年くらいで手放してしまった苦い経験があるので、今回は慎重に検討を重ねて選んだ。

購入ではなく無印良品が行なっている月額レンタルを利用しているので、月々800円の負担でこの快適性を享受出来ている。月々800円は僕的には素晴らしいコスパと言える。

一つだけ心残りなのは、リクライニングチェアとセットのオットマンがあるのだが、それを手に入れなかったことだ。これでオットマンがあったら、きっともっと快適だったろうといつも思うのだ。

追加で手に入れることも時々考えるが、ミニマリストとしてはこれ以上部屋に物を増やしたくない、とも思うし、50歳を超えた中年男子の心は揺れているのだ。

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Tanoyatsu

50歳。単身赴任8年目。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・筋トレ・古い食堂巡り・乗り鉄。10年ほど前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。