2023年走り初め、今年も生きて走れることがありがたい

小春日和の公園

2023年1月8日、遅ればせながら今年の走り初め。

朝起きたら歩道にうっすら積雪しており、外に出る気が起きない。午後まで待つことにした。日が上がるとポカポカと暖かくなり、雪もすっかり溶けた。近所のそば屋で昼飯を食べ終えてから、午後2時にスタート。

コースはお気に入りの川中島古戦場公園までの往復。約15kmである。

走る自分を自撮りしてみた。通行人に変な目で見られた

格好はパタゴニアのクール・デイリーTシャツにフーディニ・ジャケット。部屋を出た瞬間は少々寒く感じるものの、フーディニ・ジャケットが冷たい風をシャットアウトしてくれるので、走り初めれば体はすぐにポカポカと温まる。

先週の正月は仙台の実家に帰っており走れなかったので、2週間ぶりのジョギングである。それにしても胃の中の先程食べた蕎麦の重さを感じる。もうちょっと食休みすれば良かった…

自宅近くの若里公園を通過するとき、家族連れの姿が多く見られた。小さな子供と遊ぶ父親の姿を見ると、あのお父さんもいずれは僕と同じく単身赴任になるかもしれないと思う。今のうちにせいぜい子供との楽しい思い出を作りたまえ、と余計なお世話を呟きながら、単身赴任5年目の中年男子は走る。

その後、単調な田園の中を南下。やがて川中島古戦場公園が見えてくる。

まずは、公園内にある神社にお参り。今年も走ってここにやってくることが出来た。

川中島古戦場公園。空は快晴。遠くに見える菅平の山が綺麗に見える。今年は雪が少ない

敷地内には、川中島の合戦で命を落とした多くの兵士が埋葬された首塚がある。ここに埋葬された兵の中には僕と同じく、家族を故郷に残して単身赴任(?)をしていた人もきっといただろう。命を落とす瞬間、どんなに無念だったことだろうか。

相変わらずのへっぽこランナーで、疲れたらすぐに休憩するし、途中で写真を撮ったりもするので、15km走るのに1時間半以上かかる。

しかしまあ、それでもいいのだと最近は割り切っている。

今年は何キロ走ることが出来るだろうか。もしかしたら不意の怪我や病気で走れなくなるかもしれない。死んでしまうことだってあり得ないことではない。4年前、一緒にハーフマラソンに出場した会社の先輩は、その1年後に単身赴任先の部屋で脳出血で突然亡くなってしまった。

生きていればいろいろなことが起きるが、走れるというのはとりあえず健康に生きている証だ。ありがたいことなのである。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。