ブログを始めて一年。ブログが自分の生活にもたらしたもの
お陰様で、この稚ブログも始めてから一周年を迎えることが出来た。
一年前の今頃、まさか一年後の世界がこのようになっているとは夢にも思わなかった。しかし、いずれにせよ世の中閉塞状態だったように思う。決して今の状況を歓迎しているわけではないが、ある意味今の状況は起こるべくして起こったようにも感じるのである。
なぜこのようなブログを始めたのか。今までその動機を書くことはなかった。そして、1年間ブログを書き続けることが僕の生活に何をもたらしたか、今回はそれについて書いてみたいと思う。
ブログを始めた動機
もともと、文章を書くことは割と好きであった。どちらかというと話すより書くことの方が得意なのである。書く方が考えを整理しながら書けるから。
数年前にミニマルライフを志し、さらに一昨年からは単身赴任生活も始めた。そこでミニマルライフと単身赴任の相性の良さを実感したのである。日々の生活で気付いたこと、アイデア、あるいは失敗は手帳にメモ程度の日記の形で記してきたのだが、もっと書きたい、それをきちんとした形で残したい、そしてそれを発信したい、という大それた欲求が膨らんできたのである。
書いて発信するだけであれば無料ブログで十分である。しかしあえてWordpressを選んだのは、無料ブログはYahooブログのように消滅してしまう可能性があること、それともう一つ、少しでも収益に繋がれば、という下心があったからである。もちろん、今の仕事を辞めてブロガーとして生計を立てて行く、という大袈裟な話ではない。月に一回飲みに行ける程度の収入があればラッキー、ぐらいのささやかな下心である。
果たして1年間の収入は
一年たって実際はどうか。総収入はGoogle Adsennceで¥2,000強、A8netのセルフバックで¥1,000程度である。一方支出は¥10,000以上である。サーバーレンタル代とかドメイン使用料が結構高いのである。収支で考えれば大幅な赤字である。
しかし、やはり書いて発信したいという欲求の方が大きい。Wordpressの宿命か読者数は未だにさっぱり伸びないが、それでもほんの少しづつは増えているようである。
ブログを初めて生活は変わったか
ブログを始めてから、間違いなく生活は変わった。週末、数時間はブログ作成に費やしているのであるが、この時間がとても楽しみになった。ブログを始める前は休日果たして何をしていたのか、今となってはよく思い出せない。こんな稚拙なブログであるが僕の作品である。徐々にコンテンツが増えて行くのがとても楽しい。
これともう一つ、長野のローカルグルメブログをやっているのだが、これのネタ探しに週末の昼飯はあちこち食べ歩いている。市内の飲食店にはだいぶ詳しくなった。地元の人にも驚かれるくらいである。
そしてあれこれ書くことによって、自身の生活を客観的にみられるようになった。普段は気にも留めないような小さなことでも、意識的に客観的に見ると、なかなか興味深いことが沢山ある。これもブログを始めて得た大きな収穫だ。
2年目の目標であるが、やはりもっと多くの単身赴任者、ミニマリストの方に読んで頂きたい。そして、月一回くらい飲みに行ける収益、これも初志貫徹で目指したいところである。
2年目もどうぞ宜しくお願いします。