単身赴任中の身だしなみは自分自身で整えなければならない
単身赴任男子が身だしなみに気をつけるべき理由
単身生活をしていると、当然のことながら自分の身だしなみは自分自身で整える必要がある。
髭の剃り残しはないか、鼻毛は出ていないか、眉毛はボサボサになっていないか、爪は伸びていないか、靴が汚れていないかなどなど。
妻と一緒に暮らしていた頃は「ほら鼻毛が伸びてる!」などと指摘してくれたので、安心して会社にいくことができた。しかし今は鼻毛が伸びていても誰も指摘してくれる人はいない。
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タチが悪いことに40代に差し掛かってきた頃から少しづつ前髪が後退していくのと反比例して、それ以外の毛の勢力が増してきたのである。具体的に言うと眉毛の伸びが早くなり、かつ太くなってきたのである。
何ということであろうか。全身の毛の資源が枯渇してきたから頭髪も薄くなってきた、というのであればまだ納得できる。しかし一番重要な頭髪が薄くなったのにその10cm下の眉毛が太く濃くなってきたとは一体どういうことであろうか。数年前から育毛剤を使用し、朝晩入念にマッサージも施してきたのに、頭皮の方にはダンマリで眉毛の方にせっせと毛の源を供給するとはあんまりではないか。筋が通らないのではないか。
などと自分自身に怒ってみても事態が好転することはあまり期待出来ない。眉毛はこまめにカットして整え、頭皮にはこれからも育毛剤をふりかけるほかはないのである。鼻毛も週に1回は必ず手入れしている。最近は化粧水も無印良品の少し良いものに切り替え、アンチエイジング乳液も使い始めた。若い頃は化粧水なんて使っていなかったが、やはり化粧水というのは大事だ。もっと若い頃から使っていればもう少し肌スベスベのおじさんになれたと思う。
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他人の顔の鼻毛が伸びていようが、眉毛が伸びていようがそんなの気にもならない、という方もいると思う。しかし僕自身はというと、結構気になる質なのである。商談の時、テーブルの向こうに座った仕入先の営業マンが資料を指差して説明してくれる機会というのは度々ある(この2年ほどはコロナの影響でめっきり減ったが)。そんな時爪が汚く伸びていたらもうそればかり気になって話など全く入ってこない。彼がどんなに優秀な営業マンであったとしても、「でも爪が汚い人」で終わってしまうのである。
おじさんの身だしなみでマイナスポイントを受けやすい点
- ワイシャツの袖が汚れている
- 名刺入れがボロボロ、あるいはパンパン
- ネクタイが薄汚れている、あるいは色褪せている
- 革靴が汚れている、あるいはくたびれている
僕の知る人の範囲で言えば、仕事の出来る人というのは例外なく身だしなみがきちんとしている。自分が他人から見れらた時にどのように感じられるかということに意識が向く人である。
偉そうなことを言ったが、僕自身も完璧に出来ているかと言われればまだまだである。仕事が忙しい日が続くとついつい爪が伸びていたりする。
単身生活である以上、自分の身だしなみには自分で責任を持たなければならない。しかし、考えようによっては自分自身で男を磨くスキルを身につけるチャンスでもある。単身赴任を終えた時、妻に「あら、単身赴任前より男前になったわ」と思われたら快感ではないか(浮気を疑われるリスクもあるが)。
とりあえず、オジさんも毎日鏡に向かって自分の顔と向き合う時間を作ろう。