7年間生活を共にしたパタゴニア・キャプリーンがついに寿命を迎えた

パタゴニアの「キャプリーン・ナイン・トレイルズ・Tシャツ」を購入したのはおよそ7年前の2017年のこと。

それまで愛用していた「キャプリーン2」は、発散・早乾・防臭性といった機能面では十分満足していたのだが、いかにも高機能Tシャツといった風情のツルツルした見た目、グレーと黄緑という派手な配色も相まって、ジョギング専用ウェアとしてしか使えなかった。

それが当時発売されたばかりの「ナイン・トレイルズ・シャツ」は、キャプリーンの持つ高い機能性はそのままでありながら、まるでコットンのような少し起毛された見た目で、着てみるとコットンよりもずっと軽く、肌触りはコットンよりも滑らかで柔らかい。一回袖を通しただけですっかり気に入ってしまい、ジョギングの時はもちろん、日常着としても四季を通じてヘビーユースしてきた。

実際この製品は大ヒットとなり、現在は「キャプリーン・クール・トレイルシャツ」と名前は変わったが、しっかりとラインナップに残っている。

休日の朝ナイン・トレイルズ・シャツを着てジョギングに行って、汗ぐっしょりになって帰ってきたら洗面台でじゃぶじゃぶ洗ってベランダに干しておけば、シャワーを浴びて一休みしたあと再びキャプリーンを着て一日過ごす、と言うことも十分可能だった。

だから休みの日は自然とキャプリーンに手が伸び、何の気兼ねもなく愛用してきた。僕の人生で出会ったTシャツの中で、間違いなく最良のTシャツである。

パタゴニア・キャプリーンの寿命は?

かくもハードな使用にもびくともしなかったタフなキャプリーンであるが、5年を超えた頃から流石に生地が薄くなってきた。強い照明の下では若干乳首が透けて見えるようになってきたので、ジョギング専用にしていたのだが、ここにきて首の縫い目のところから破けてきたので、いよいよ寿命を迎えたと判断した。

7年間でのキャプリーンの着用回数はおよそ350〜400回くらいにはなると思う。

もちろん、使い方によって寿命は変わるので一概には言えないが、およそ週一回の着用で7年間使えた、というのは僕の実体験からの結論である。

7,000円くらいで購入したので、1年あたりのコストはおよそ1,000円、一回あたりの着用コストは20円くらいになる。安いか高いか、感想は人それぞれだろうが、僕は安いと思う。

寿命を迎えたパタゴニア製品は捨てちゃダメ

パタゴニアでは使えなくなった製品のリサイクルを行なっている。パタゴニアの直営店で引き取り、あるいは指定の場所に郵送することで単なるゴミではなく、新しい製品に再生される。

捨てた方が楽なのは間違いないが、パタゴニア製品のファンである僕は企業理念に協力リサイクルに協力してみようと思う。

まとめ

7年間生活を共にしたキャプリーンともいよいよお別れだ。とても気に入っていたので残念だが、次に買うキャプリーンも楽しみだ。少なくとも機能面では最新のキャプリーンこそ最高のキャプリーンなのは間違いないはずだから(多分)。

最新のキャプリーンを買ったら改めてレビューしたい。

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。