【単身者向け200円で作るシンプルおかず】やけくそハンバーグ定食を作る

ネットで「やけくそハンバーグ」なるものが紹介されていた。牛豚の挽肉に塩胡椒をして油を引いたフライパンで焼くだけ、というものらしい。それがこの手抜きぶりの割にはなかなか美味しいのだという。

普通の手作りハンバーグを作ろうとすると材料はいろいろ揃えなければならないし、工程もかなり面倒だ。僕は僕一人分のハンバーグをわざわざ手作りする気にはとてもならないが、このやけくそハンバーグであれば作ってみようという気になった。

牛豚の合い挽きひき肉はバラバラにならぬように軽く握って、その後平べったく整形して強めに塩胡椒をし、油を引いたフライパンで焼く。最初は強火で、焼き目がついたらひっくり返して中火にし、アルミホイルで蓋をして上から押し付ける。肉以外に野菜もつなぎも入っていないので、ふっくらする要素はない。ぎゅっと押し付けて大丈夫である。

じきに肉の中心部から透き通った肉汁が出てくる。こんなハンバーグでもちゃんと肉汁を内包出来るということにちょっと感動する。

焼き時間の目安としては表1分、裏2分といったところか。

ソースは冷蔵庫に普段から飲んでいる1本¥398の赤ワインがあったので、これをハンバーグを焼いたフライパンに適量注ぎ、よく煮詰めたところに醤油、味醂を大さじ1づつ、バターをひとかけ入れた。

見た目は肉肉しいワイルドなハンバーグだ。口に入れると、肉の粒感が十分に感じられ、パサパサ感もなく、思いの外美味い。そうだ、ビッグボーイの大俵ハンバーグ、あれに近い。強めにふりかけた塩胡椒がポイントだ。塩胡椒が弱いとぼやけた味にある。

全く手をかけていないにも関わらず、予想以上に上出来だ。市販の安いハンバーグはつくねみたいな柔らかいだけの食感でわざわざ買う気にもならないが、これならご飯にも酒にも合う。これは大発見だぞ(決して僕が発見したのではないが)。

材料費 牛豚合挽きひき肉¥150・ブロッコリー¥20・ミックスサラダ¥30・計¥200

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。