スーツケースを普段から収納用品として活用している
ミニマリストであっても大切にとっておく必要のあるものとは?
単身赴任・ミニマルライフを謳歌する僕は、日常の買い物で発生するレシートの類、電気・ガスの検診表、給与明細などの紙は目を通したらさっさと捨ててしまう。実際、それらを捨てて今まで困ったことはない。
一方、どうしても取っておく必要のある書類というのもある。
車の納税証明書、源泉徴収票、保険の支払い証明書などである。これらが無くては諸々の手続きに支障をきたす。
それとパスポート(ずいぶん使っていないし次に使用する予定もないが)、印鑑、保険証、普段は使わない病院の診察券、はたまた車のスペアキーや部屋のマスターキーなども常に持ち歩くわけではないが、いくらミニマリストとはいえこれらは大切に保管しておく必要がある。
持っていて嬉しいものではないが、持っていなくてはならない。そういうものも現実には存在する。
持っていなくてはならないものをどこに保管するか
それらをどの様に保管しておくか。ホームセンターや百均ストアに行けばこれらを収納するプラスチック製の収納グッズなどいくらでもある。一般的にはそのような類のものを購入して保管するのだろう。
しかしミニマリストの僕はその手の収納ケースはできるだけ少なくしたいのである。別にそれらを買うお金が惜しいのではなくて、その手の収納用品が一つ増えると、スペースを占領するし、だんだん埃をかぶって手垢がついてくる。薄汚れて古ぼけたプラスチック製品が部屋にあるのが嫌なのである。
その様なわがままな僕はそれらをどこで保管することにしたか。
普段使わなかったスーツケースを活用して一石二鳥
月一回の本宅への帰宅用、出張用にと購入した「BERMAS」のスーツケースのポケットである。
スーツケースのポケットはメッシュになっているので何が入っているか一目瞭然だし、いざという時はパッと持ち出すことが出来る。ロックもできるので安全性も高い(未だにロックしたことはないけど)
更に、最近からは下着類もスーツケースで収納する様にした。これのおかげで無印良品のプラスチックの収納ボックスを一つ減らせ、クローゼットの空間にその分余裕が出来た。掃除もしやすくなった。特に冬は小さな収納ケースにぎゅうぎゅうに下着類を詰めていたのだが、スーツケースにしてからは余裕を持って並べられる様になり、出し入れもしやすい。
オジさんの下着など他人に見せるべきではないので画像は自粛するが、スーツケースの中に整然と下着が並んでいる風景はなかなか良いものである。
スーツケースとしての本来の機能を使うのは月一回の帰宅時くらいで、後はクローゼットのスペースを占拠させておくだけなのを、とてももったいなく感じていた。
そのスーツケースを日常から活用出来るようになり、それと引き換えに収納用品がひとつ減り、クロゼットの空間に余裕が出来た。これを一石二鳥と言わずしてなんと言うのだろうか。
スーツケースを日常から収納用品として活用する、ぜひ皆さんにもお勧めしたい。