不用品を処分するだけで年間50万円節約出来る!?(+アプリ型買取サービスの紹介)
この間、久々に会う同じ会社の同期と会ってコーヒーを飲みながら話をする機会があった。
僕とは違い真面目にコツコツ仕事に取り組むタイプの彼は、奥さんと一人の息子と三人で会社借り上げの賃貸マンションに住んでいる。
彼曰く、息子も大きくなったので彼専用の部屋を与えてあげるためにもっと広い部屋への引越しを検討しているのだという。
聞くと今住んでいる部屋は2LDKなのだそうだ。
決して広くはないけれど、3人家族で2LDKあれば、工夫次第で子供に専用の部屋を与えることは出来そうに思える。
しかし、一部屋は物に占領されて実質物置になっているため、息子はリビングで勉強して、夜は残った一つの部屋で家族3人で寝ているのだという。
僕はその話を聞いて驚いてしまった。
3人家族で一部屋を占領してしまう程の物ってなんだ?
3人暮らしで、一部屋を占領してしまうほどの物って一体なんだろうか。
尋ねると、もう着なくなった洋服やもう使う見込みのない子供の学習用品・おもちゃなど、ほぼ不用品なのだという。さらには彼自身のもう10年以上も使っていないスノーボードの用品一式とか、買ったはいいがすぐに使わなくなった電子ピアノまで置いてあるという。
不用品を保管するために一部屋を潰し、子供の成長に伴って不用品を抱えたままさらに広い部屋に引っ越す。彼には言えなかったがこんな無駄な話があるだろうか。
1部屋分の不用品を減らすと年間いくらの節約になるのか?
部屋が一つ多い物件に移るためには、場所や築年数によって随分と違うため一概には言えないが、僕が住んでいる長野の相場をネットで調べてみたら、築20年以内のマンションで2LDKの家賃の中央値が約9万円、3LDKだと13万円と、およそ月に4万円程度のアップとなるようだ。
すなわち、年間で約50万円の支出増となる。会社借り上げとは言え、会社負担分の家賃には限度額があるため、家賃の増額は彼の家庭の負担増となるのだ。
僕は彼に、「まずは不用品を処分して、一部屋空けた方がいい。そうすれば余計な支出なしで、すぐにでも子供専用の部屋は出来るではないか」と提案したが、「分かってはいるんだけど…」となんとも曖昧な返事が返ってきた。
これまでも子供の進学のタイミングなどで不用品の処分を試みたことはあったが、奥さんや子供と「これは捨てていい、これは捨てちゃダメ」の基準の価値観が合わず、その度に喧嘩になってしまい、結局面倒臭くなってそのまま溜め込んでしまっているのだという。
彼はすっかり冷めてしまったコーヒーの表面を見つめながらため息をつくのだった。
これは難しい。不用品を処分することが、下手をすると家族関係に亀裂を入れてしまうことになりかねない。
しかしそこを乗り越えて不用品を手放すことが出来れば、僕から見れば無用な年間50万円の支出増を避けることが出来るのだ。
時間の関係で彼との話はそこで終わってしまったが、彼にアドバイスを求められたら、どう答えるのが良いか考えてみた。
家族と揉めずに不用品を処分するためのヒント
家族とは言えども価値観はそれぞれ違うから、家族共用のものとか他の家族の私物を処分するか否かは揉め事の原因になるのは僕自身の経験からも良くわかる。
僕も断捨離に目覚めたばかりの頃は、「これもう使わないよね〜」と子供や家族共用の物を捨てようとして、諍いになった苦い思い出があるからだ。後になって気付いたが、家族とはいえど自分の物を捨てられるというのは我慢ならないことだ。
まずは家族でよく話し合い、不用品で占領された一部屋を思い切って断捨離し、来春からその部屋を子供部屋にする、という前向きな目標を共有することから始めるのが良いのではないだろうか。
そしてまずはもう使わない彼自身の私物から自ら処分する。一人分でも不用品を処分すれば部屋はだいぶスッキリするはずだ。それを見たら、奥さんや子供も「こりゃいいなあ、自分の不用品も処分してみよう」とやる気になってくれるかもしれない。
「でも買った時は高かったし、もう流行遅れだけどまだまだ使えそうだから捨てるのはもったいない」。彼がこう思っているかどうかはわからないが、こんな考えが不用品の処分に踏み切れない理由になっている方はいらっしゃると思う。
しかし、自分自身によく問いかけてみてほしい。本当にそれ、また使いたいのかと。
また、まだまだ使えそうな物であればリユースの方法を考える場合もあるだろうが、車がないから自分で買取店に持ち込むのは大変だし、自らオークションやフリマサイトに出品するのは面倒臭い、という方もいらっしゃるだろう。
手軽に不用品を売れる「ポレット」を紹介
そんな方に向けて今回ご紹介したいのが「ポレット」という不用品買取サービスだ。
「ポレット」はアプリ型の宅配買取サービス(Web版もある)。
2023年11月から買取対象品を大幅に広げた、今注目すべき買取サービスだ。2023年11月時点の買取の対象ジャンルは下記の通り。
- 本
- スマホ
- パソコン
- アクセサリー/貴金属/腕時計
- ブランド品
- ブランド品
- 酒類
- おもちゃ
- CD/レコード
- DVD/ブルーレイ
- ゲーム
- アウトドアグッズ
- スポーツ用品
- カメラ
- 電化製品
- オーディオ など
買取査定に出すまでの手順は簡単。最初にスマホアプリに必要事項の登録、免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類のアップロードを行う。
その後、自宅に眠っている上記の不用品を段ボールに詰めて送るだけだ。しかもその段ボールは希望すればポレットから無料で送ってもらえる。発送したのち、査定額の通知が来るので承認したら買取額がポレット残高にチャージされる。
上記のもの意外にも、切手・ハガキ・図書カード・クオカード・株主優待券・外貨紙幣なども査定→チャージできる。
ポレットにチャージされた残高は好きなタイミングで銀行口座に振込してもらうことが出来る(200円の手数料がかかるが)。
少しづつポレットに不用品を送って、ある程度まとまった金額が溜まってから口座振込にして、そのお金で好きな物を買ったり、どこかに遊びに行く資金にすれば貯金感覚で楽しみながら出来るだろう。
もしも査定額が付かない物であっても、ポレット側で処分してくれるので「これは大丈夫かな」と迷う必要もない。ただし、買取不可能品は客側の送料負担で返送されてしまうので、事前に買取不可能品はよくチェックしておく必要がある。
買取査定額はリサイクルショップへの持ち込みや自分でフリマサイトに出品するよりは低くなる様だが、とにかくさっさと不用品を手放したいが、ゴミとして捨てるのはちょっと忍びない、下取り額よりも手軽さとスピードを求める方にはうってつけのサービスではないだろうか。
まとめ
同期の彼のように、不用品をなかなか捨てる事が出来ずに持ち続けているだけでも、結構なお金がかかるのだ。
思い切って不用品を処分すれば、お金の節約になることは勿論、「いつかやらなきゃ」という心のモヤモヤも晴れる。部屋にも心にも新鮮な風が吹き込んで来るのだ。
彼が早くその気になってくれれば良いのだけど…