バンダナを使ってお洒落の1ランクアップに挑戦してみる

なぜ今になってバンダナデビューなのか

僕は洋服好きだが、同時にミニマリストでもあるので、手持ちの私服は各シーズンでせいぜい3セットくらいしか持っていない。

そして一度服を買うと、何年も使う。逆説的に言うと、何年も使える洋服しか選ばない。自ずと丈夫で、流行に左右されない定番品で、シンプルで、そして価格もそれなりにする物になる。

それらはどれもお気に入りでとても満足しているのだけど、家族で撮った写真を見返すと、1年前も3年前も5年前も同じ季節には全く同じ格好をしていたりして、妻や娘に笑われることもしばしばだ。

特に夏はTシャツにハーフパンツといった、シンプル極まりないな格好が多い。Tシャツが無地のクルーネックだったりすると、ちょっとシンプル過ぎて単調になってしまう。特に首元が寂しい。

その寂しさを補うためにネックレスなどしている人も多いけど、僕はこの歳までネックレスをつけたことがほとんどない。この歳になっていきなりネックレスデビューは自分でも気持ち悪いし、かえって格好悪い。

そこで僕が目をつけたのが「バンダナ」だ。バンダナであればハードルが低いし、僕のファッションの師匠である「Boysmarket」の店主も、以前バンダナを実に粋に巻いていたのを覚えている。それを真似したいと思ったのだ。

男女問わず、首回りに巻物があると印象をぐっと華やかにしてくれるし、ああこの人はお洒落に対する意識があるんだということがわかる。いい歳した中年男子が色気付いてどうするのかと思われそうだけど、単調な自分のファッションをワンランクアップさせることに挑戦してみたいと思ったのだ。

バンダナ選びで苦労する

しかしいざネット上でバンダナを探してみると、なかなかちょうどいいのが見つからない。

僕の希望としては価格は3,000〜5,000円くらいで、色は青系で柄はペイズリーかドットの極々オーソドックスなやつだ。しかしこれがなかなかないのだ。

数百円くらいの安いバンダナは沢山あるのだけど、これは食指が動かない。かといってイタリアあたりのちょっといいのを探すと、1万円以上もする。バンダナに1万円以上は流石に高い。

やっと見つけたのが、「ナナミカ」のネットショップで販売していたバンダナ。これが僕の希望にぴったりだった。ナナミカはちょうど10年くらい前に代官山のショップでジャケットを買ったことがあったが、それ以来の買い物だ。残念ながらリンクがないので、興味のある方はナナミカのウェブページをご覧頂きたい。

バンダナの巻き方

バンダナを首に巻く時は、

1.まずバンダナを広げて、二つの角を真ん中で合わせるように畳む

2.上下の辺を真ん中で合わせるように畳む

3.同じ畳み方をもう一度繰り返し、最後に真ん中で折って一本の棒状にする。

結び方はシンプルな固結びでもいいし、ネクタイのプレーンノットで結んでもいい。

結んだ先を外に出すと結構目立って気恥ずかしいけど、結び目を中に入れてしまえばそれほど目立たない。バンダナ首巻デビューの方には結び目を中に入れるのがおすすめだ。

手持ちの洋服と合わせて巻いてみた

いい歳こいた中年男子が、手持ちの服と色々合わせてファッションショーをしてみた。この気持ち悪さに耐えられるのであればご覧頂きたい。

まずは、シンプルこの上ないFelcoのポケット付きTシャツと合わせてみた。首周りにちょっとしたアクセントになっている。

 
お気に入りのラコステのL1212と合わせてみた。L1212には日本製とフランス製があるけど、フランス製であるところが僕の密かなこだわりだ。

INDIVIDUALIZEDのオックスフォードシャツと合わせて、上にイタリア製のシアサッカージャケットを合わせてみた。首周りにボリュームが出て、ネクタイを巻いた時とはまた違うドレス感が醸し出されたように思う。これなら、トラットリアなんかに行く時にも良さそうだ(まず行かんけど)。

バンダナの良いところは、単なるアクセサリーではなく、手拭いとして使えるところだ。気取らずに巻いて、汗をかいたら気兼ねなく拭いて、そのあとは洗濯機でガンガン洗える。

バンダナを首に巻いた姿で街中で誰かに会って、「おっ、今日は随分おしゃれしてますね」なんて言われても、「なーにあくまで汗拭きだよ」と言い訳出来る。その気取らなさがバンダナの魅力だろう。

皆さんもバンダナの普段使いにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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Tanoyatsu

50歳。単身赴任8年目。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・筋トレ・古い食堂巡り・乗り鉄。10年ほど前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。