ミニマリストの僕が2024年に始めたこと・やめたこと
2024年の投稿の締めくくりとして、今年僕が始めたこと、やめたことについて書いてみたい。
初めたこと
1.スポーツジムに通い始めた
ここ10年くらい、軽い自重トレーニングを週に2回程度行うことを続けてきた。
もともと僕は子供の頃からの大の運動嫌いで、なんとも締まりのない情けない体型だったのだが、ふと思い立って自重トレーニングを続けることによって少しづつ筋肉がついてきた。「俺の体にも筋肉あったんだ」ととても嬉しくなった。詳しいいきさつは↓こちらをお読み頂きたい。
今春仙台に転勤になり、車を手放して休日の時間を持て余すようになったこと、平日でも6時半には帰宅出来るようになったことから、もう少し本格的に鍛えたいと思い、スポーツジムに通い始めた。
自重トレーニングでだと、どうしても鍛えられる範囲に限界がある。それがジムにある機械を使うことで、これまで鍛えることの出来なかった肩とか背筋も鍛えることが出来るようになった。それにやはり、自分の部屋で自分一人でやる自重トレーニングと、お金を払って目的を同じくする他人と同じ空間で行うジムではモチベーションの持続性が違う。
ジムに通い始めて半年強になったが、明らかに体つきは変わった。スーツの肩のあたりが窮屈になってきた。これ以上体を大きくすると服を全部買い替えなければならなくなり、経済的なダメージが大きい。でも一方ではもっと鍛えて格好良くなりたいという欲もある。格好良くなれば女性にモテるのではないかという淡い下心も抱えている。今僕はジレンマに直面している。
2.脱毛を始めた
毎朝の髭剃りは面倒だ。僕はT字剃刀を使っているのだが、たまに喉仏のところを切ってしまい、朝から流血の惨事に見舞われることがあった。
男性向けの脱毛サロンが増えてきて、男性でも脱毛する人が増えているのは知っていたが、それは若い男性の話で、僕のような中年男子が行く場所ではないと勝手にレッテルを貼っていたし、終わるまでにはいくら取られるのかわからない恐ろしい場所、というイメージがあって近付く気になれなかった。
それが2年くらい前、飲みの席で知り合った同年代の男性から、「俺ヒゲ脱毛したんだよね」という話を聞いたのだ。彼曰く、ヒゲ脱毛したことによって朝の面倒なシェービングから解放されたのはもちろん、剃り跡の青々した感じがなくなり、顔の印象が若返って自分に自信が持てたのが大きなメリットだったとのこと。職場の若い女性にも好評だったらしい。それを聞いて、「中年でも行ってもいいのか」「女性にモテるのか」「では一度行ってみたい」と一気に考えが変わったものの、実際に行くとなるとなかなか踏ん切りがつかなかった。
それが今春の転勤に伴う環境の変化を機に「行ってみっか」という機になったのだ。
近所にある個人経営のサロンに通い始めて半年強。口周りにストロボのような強い光を断続的に当てる施術は6回くらいやった。1回施術を行うと1週間後くらいにヒゲがポロポロと抜け落ちて、口周りはスベスベになる。「こりゃすごい」と思うのだが、また2〜3週間経つと少しずつ生えてくる。ここでまた施術を行う、というのを大体10回くらい繰り返すことによって、最終的にはほぼヒゲが生えなくなるらしい。
まだ通っている途中ではあるが、毎朝の髭剃りの手間が軽減されたのと、失敗して朝から流血の惨事に見舞われることがなくなったのは僕にとって大きなメリットだ。もともとヒゲが濃い方ではなかったが、それでも顔色が少し良くなり、若返ったように思う。しかし、一番期待していた職場の女性からの反応が変わったということは今のところない。
3.サウナにはまる
世間のサウナブームからはだいぶ遅れつつ、ようやく今年の後半になってサウナブームが僕にやってきた。
きっかけは今年通い始めたスポーツジムにサウナがあったことだ。
これまでの人生でもサウナに入ったことはあったが、熱い・息苦しい思いをして、その後地獄のように冷たい水風呂に入るという、僕にとっては狂気の沙汰のような苦行でしかなかったのだが、改めてサウナの作法をきちんと知った上で入ると、これがなかなか気持ちが良い。なかなか気持ちが良い、がとても気持ち良い、に変わり、今では週3回くらいはサウナに入らないと気が済まない体になってしまった。特に熱々の体で入る水風呂は最高だ。水風呂から出ると体も頭もシャキッとして、体がポカポカ温まる。今日もサウナに行ってこよう。
やめたこと
家飲みの2本目
僕は夕食時、家でも必ず晩酌をする。昨年までは平日は500mlの第3ビールを1本、プラス安いワインをグラス1杯は飲んでいた。金曜土曜といった休みの前の夜はビール1本に缶酎ハイを1本飲んでいた。ミニマリストを自称しているとはいえ、酒の量はなかなかミニマルに出来なかったのだ。
ほろ酔いの良い気分で眠りにつくのだが、夜明け前に必ずトイレに行きたくなる。トイレに行きたくなって目覚めるのはたいてい起きなければならない時間の30分前とかだ。そうすると、再びうとうとし始めたタイミングで目覚ましが鳴る。目覚めは最悪だ。
そこで、まず平日の家飲みでは2杯目をやめ、500mlの第3ビール1本にしてみた。
最初は少々物足りなさを感じたが、1週間もするとすっかり慣れた。目覚めた後の体の調子が少し良くなった気がする。それでも、明け方にトイレに目覚めてしまうのは変わらなかった。
そこで2ヶ月くらい前から350ml1本にしてみた。するとどうでしょう。朝までトイレに起きることがなく、熟睡できるようになったのだ。朝の目覚めも最高で、昼間に眠くなることもない。これはよかった。
まとめ
たった1年で自分の生活スタイルなど変わらないように思うが、こうやって詳しく思い返せば、少しづつ変わるものだと実感している。来年も、今の自分では思いつかないような、新しいチャレンジ、一方で今当たり前のようにやっていることをやめてしまうこともあるだろう。今からそれを楽しみにしている。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。