スキンケアデビューの40代男子に無印良品のスキンケアシリーズをお勧めする理由
僕のスキンケア遍歴
僕は比較的肌は丈夫な方であるという自信があったんです。
思春期には人並みに多少のニキビは出来たが、大人になってからはこれといった肌トラブルにも見舞われず、風呂に入った時に体と同じ石鹸でガシガシ洗うくらいで、化粧水や日焼け止めをつけるなどといったお手入れは一切やってこなかった。
唯一の悩みが脂性肌であることで、時間が経つとテカテカしてしまう。こまめに拭き取るなどして対応はしていたが、これも体質なのだろうと半ば諦めていた。
しかし、40代になってから自信のあった僕の肌もよく観察すると毛穴の黒ずみ、シミが気になるようになってきた。さらに40代半ばになってから小さなイボができてしまい、これまで何の手入れもしてこなかったツケが一気に回ってきたように感じた。
やはり肌のコンディションというのは見た目の印象を大きく左右する。
このまま劣化を放置しておくわけにはいかんと、遅ればせながらドラッグストアに行きとりあえず安い化粧水(ち◯れ)を購入してみた。
40代半ばになって、ようやくスキンケアデビューしたのである。
すぐにこれといった効果を感じることは出来なかったが、せっかく始めたのだからと化粧水の使用を続けてみることにした。
そんな時に妻から「いいよ」と勧められたのが、「無印良品」の化粧水と乳液である。
無印良品のスキンケア用品とは
無印良品のスキンケア用品は、大きく分けて「敏感肌用」「エイジングケア」「クリアケア」の3つのシリーズで展開されている。
「敏感肌用」「エイジングケア」は2023年秋冬にリニューアルされ、より肌に優しい成分を使用し、老若男女、すべての人が安心して使えるスキンケア用品を目指している。肌質や目的によってさまざまな種類・サイズの製品を取り揃えている。
特長その1・天然由来成分100%
植物エキスや精油などの天然成分はもちろん、界面活性剤なども植物由来のものを使用している。
特長その2 肌に不足しがちな「セラミド」を新たに配合
リニューアルにより、肌の細胞同志や水分をつなぎ止める健全な肌にとって不可欠な成分である「セラミド」を新たに配合。乾燥肌に不足しがちなセラミドを補ってくれる。
特長その3 涙と同じPHの天然水を使用
化粧水のベース成分である水は国内の天然水を使用。飲み水にも使われる不純物の少ない軟水で、そのph値は涙とほぼ同じ弱アルカリ性。肌への馴染みがよく、刺激も少ない。
肌のタイプ別・おすすめのスキンケア製品は
シリーズ | こんな方におすすめ |
敏感肌用 | 化粧水・乳液といったスキンケア用品を初めて使う 肌に大きな問題は抱えていないがとりあえずコンディションを整えたい アルコール・シェービングなどの刺激に弱い |
エイジングケア | 肌の老化が最近気になる 肌のハリが弱くなってきたと感じる 肌の透明感・ツヤが弱くなってきたと感じる |
クリアケア | テカリやベタつきが気になる 毛穴のひらきや吹き出物が気になる 肌のざらつきやキメの粗さが気になる |
無印良品のスキンケア用品を40代男子におすすめする理由
買いやすい
中年男子が初めて化粧水を買おうと、いざドラッグストアの男性化粧品コーナーに行っても、一体どれを選べば良いのか迷ってしまう。
若い頃に使った「ギャッ◯ビー」や「ウー◯」をこの歳になって買うのはちょっと気恥ずかしい。かといって「マン◯ム」や「ル◯ード」といった、自分の親父が使っていたようなブランドもちょっと食指が動かない。
どれがいいか男性化粧品コーナーでウロウロ迷っている中年男子の姿は怪しく、何とも情けない。
その点、無印良品であれば他の買い物と一緒に買えるので怪しまれる心配もないし、自分の肌質にあった製品を選ぶだけでよい。
実に買いやすいではないか。これはスキンケアデビューの中年男子にとっては心強い限りだ。
価格が手頃
初めて化粧水を買う男性にとって、無印良品のスキンケア製品はとても手頃な価格感だ。
あまり高いと、もしも自分と相性が良くなかったらどうしようと躊躇してしまうが、この価格であれば心配せずに買えるし、躊躇なくたっぷり使えるだろう。
デザインがシンプル
ミニマルライフを楽しむ僕にとって、洗面台の風景が色々な色やデザインの製品でごちゃごちゃすることは避けたい。
その点無印良品の化粧水シリーズはこの上ないくらいシンプルで、プレーンなデザインなので洗面所の風景を乱すことがない。
僕はこの点がとても気に入っている。
保湿力が優れている
僕が使っている化粧水はシリーズの中でも一番安い「敏感肌用」の「さっぱり」タイプだ。
それでも鈍感な僕でも肌が十分に潤っていることを実感する。
夜、丁寧に化粧水と乳液を付けて寝ると、翌朝自分の顔に触った時「うむ、何だか肌がしっとりして調子良いな」とわかるのだ。
しかも、肌が潤っている時は皮脂もあまり気にならなくなった。当時の自分ではわからなかったが、皮膚が乾燥している時こそ、肌を守ろうとして皮脂の分泌が盛んになっていたのかもしれない。
正しい化粧水・乳液の付け方
化粧水・乳液が効果を十分に発揮するためには、正しい使い方があるらしい。スキンケアを始めたばかりの頃の僕は適当にゴシゴシ塗ったくって終わりであったが、これではダメらしいのだ。
正しい化粧品・乳液の使い方は、
- 手の平に一円玉大の大きさの化粧水を出し、手の平で顔に押し込むようなイメージで優しくパッティングしていく。
- 一度で終わらせず、2〜3回重ねづけをすると効果的。たくさんの量をいっぺんにつけるよりも、1回分を分けて重ねづけした方が効果的。
- 休日など時間のある時にはローションパックをすると一層効果がある。
- 化粧水を肌に留めるために乳液を使う。やはり一円玉大に出した乳液を、今度は顔の中心部から外側に向かってマッサージするようにつけていく。
時間がない人、手軽に始めたい人には「オールインワン」もおすすめだ
忙しい朝、化粧水と乳液の2種類を新たに使い始めるのは時間がない、面倒だ、という人向けに化粧水と乳液が一つになった「オールインワン」という製品もある。
リンスインシャンプーと同様、それぞれの効果を高く発揮するためには別々に付けたほうがベターであることは間違いないのだが、面倒だからと何も使わないよりはオールインワンでも使った方が絶対に良い。
これはかつてIKKOさんがラジオでおっしゃっていたのだが、たとえば朝はオールインワンを使って、夜は化粧水を丁寧につけた後にオールインワンを使う、というのでも十分に効果があるらしい。
まとめ〜化粧水を使うことで自分の顔に注意を払うようになる
化粧水や乳液といったスキンケア用品を使い始めると、自ずと毎日自分の顔に触り、よく観察する習慣がつく。
それまでは自分の肌のコンディションなど全く無頓着であった僕でも、「今日は肌が何だかしっとりしているな」とか「カサついているな」とか「小さな吹き出物が出来ているな」と小さな変化に気付くようになる。
また、ひげの剃り残しや、鼻毛や眉毛が伸びているのにもいち早く気付けるようになる。
現代の中年男子にとって不可欠なのは「清潔さ」だ。
スキンケアを始めるということは単に肌を潤すことだけに留まらず、自分自身の清潔さに対する意識を向上させてくれたのだ。
まだ洗顔以外のスキンケアをしていない中年男子の皆さん、2024年こそスキンケアデビューしてみてはいかがでしょうか。