【ミニマリストの寝具】冬こそ寝袋の部屋使いの本領発揮の季節だ

冬のミニマルルームの寝袋の画像

寒い時期の寝袋が最高である理由

11月も下旬である。山の木々もすっかり葉を落とし、朝は吐く息が白くなる季節となった。晩秋である。

シュラフ(寝袋)で眠る生活も3年半以上が経過し、その快適さと手軽さにすっかり魅せられてしまっているが、特に寒い時期の寝袋ほど愛すべきものはないと実感する。

僕の愛用している寝袋はモンベルの封筒型の「ファミリーバッグ #1」という製品である。下には同じくモンベルの「U.L. コンフォートシステム キャンプパッド50 180」というマットを敷いている。寝袋というのはマミー型(ミイラ型)と封筒型(四角い大きな布団状のものを折り畳んだもの)に分けられ、保温性という点ではより体にフィットしたマミー型が勝る。また中の綿の素材が羽毛であるか化学繊維であるか、そして綿の量によって保温性能も、価格も変わってくる。冬山登山で使うのであればダウン素材のマミー型、ということになろうが、僕の場合は部屋での日常使いであるからより普通の布団に近い封筒型を選んだ。キャンプや車中泊向けの製品で、室内で使うのであればこれで十分である。

3方をジッブで閉ざされた袋の中で寝て窮屈ではないか、と思われるかもしれないが、決してそんなことはない。さすがに手足を大の字にすることはできないが、中で寝返りも打てるし、大の字は無理だがAの字くらいには足を広げることが出来る。窮屈さが気になって眠れなかったということは一度もない。そもそも実際に眠る時に大の字になるものであろうか。僕自身の偏見に満ちた見解だが、大の字になって眠る人よりも、小さく縮こまって眠る人の方が仲良くなれそうな気がする。

3年半寝袋で眠ってきた経験を踏まえ、その魅力を改めて挙げてみよう。

とにかく暖かい

寒い季節に普通の綿の布団に入ると必ず「ヒヤッ」とする。冷たい布団に入って数十秒じっとして自分の体温で温まるのを待たねばならない。寝袋にはそれがない。入った瞬間からダウンを着た時のように暖かい。

そして軽い

僕の愛用している寝袋はたったの1.5kgほどしかない。たまに旅館なんかの綿の布団で寝ると、自分の上に誰か乗っかっているのではないかと思うほど重く感じる。

発散性がものすごく良い

暖かさ、軽さに次ぐ寝袋の魅力として挙げられるのが発散性の良さだ。ご存知の通り、人間というのは季節に関係なく眠っている間にも結構な量の汗をかくものである。綿の布団だとこまめに干さないとじっとりと湿ってきて、ひどいとカビが生えたりダニが発生したりして清潔で快適な寝床とは程遠くなってしまう。その点、発散性に優れる寝袋は多少不精に扱っても常にカラッと保たれているし、ダニも発生しづらい。

丸洗い出来る

毎日使っていると当然皮脂で汚れ、臭いもついてくるが、そんな場合はコインランドリーで丸洗い出来る。これは助かる。ただし中綿が化繊の場合は乾燥きはNGである。天気の良い日であれば天日に干しておけば半日で乾く。

寝袋の魅力はまだある。

機動力とそれによってもたらされる安心感

どういうことかというと、万が一大きな自然災害に見舞われて、明日から避難所で過ごさなければならない状況になったとする。その避難所に重くて嵩張る自分の布団を持ち込むのはなかなか大変だ。しかし寝袋であればどこであっても持ち込むのは極めて容易だし、セットするのも片付けるのも簡単である。不測の事態で不安のどん底にいたとしても、寝床だけはいつもの通り暖かく自分を受け入れてくれるのである。

寝袋の普段使いは自信を持っておすすめ出来る

寝袋というのはあくまで登山とかキャンプに行った時の限られた場面で使う寝具である、という印象をお持ちの方は多いと思う。しかし僕自身ほぼ3年半毎晩寝袋で眠ってきた。それで寝不足になったことはないし、体が不調をきたしたこともない。良質な眠りの恩恵を十分受けている。少しでも寝袋の日常使いに興味を持った方がこれを読んでくれていたとしたら、ぜひ一度ご検討を。

※ただし世の中には性能も価格も様々な寝袋があるし、体型や感覚によって使用した感想もそれぞれであると思う。感想はあくまでモンベルの寝袋を使用している自身の主観であり、他メーカーの寝袋を使用したり、ユーザーの感覚によっては違う感想を持たれる可能性もあることは留意して頂きたい。

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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。

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