【単身赴任者向けの200円で作れるシンプルおかず】鶏の照り焼き定食を作る

鶏肉は安くて高タンパク、調理の幅も広いので自炊ぼっちの強い味方である。
また鶏肉は価格だけではなく品質も安定している。安い輸入牛肉は結構当たり外れがある。その点鶏肉はブランド地鶏などは別として、スーパーで普通に売っているブロイラーであれば特別アタリもなければハズレもない。まさに庶民が安心して買えるタンパク質の代表と言えると思う。
その中でも照り焼きはザ・定番のおかずである。
シンプルな調理法だからこそちょっとした一手間でさらに美味しくなる。
具体的には脂は綺麗に取り除くとか、皮にフォークで穴をあけるとか、軽く塩を振っておくとか…
しかしこのカテゴリーの趣旨はあくまでできる限りシンプルに調理する、ということであるのでそれらの下ごしらえは割愛した。
但し一点、鶏肉に軽く片栗粉だけは振っておいた。
鶏もも肉はそぎ切りにして油を敷いたフライパンで皮目から中火で1分ほど焼き裏返す。同様に1分ほど焼いて火を一旦消し、ペーパーで油を拭き取って(これ重要)、醤油・みりん各大さじ2(計量スプーンがなければカレースプーンで代用可)、砂糖大さじ1を入れ、再び強火でタレを煮詰めていく。タレがとろっとしたら出来上がりである。
片栗粉をまぶしておいたことによって、タレと絡めても肉がカリッとして美味しい。勿論、片栗粉がなければそのまま焼いても大丈夫である。
多めのタレが千切りキャベツに絡まってこれがまた美味い。
醤油とみりんは例によって1:1の黄金比率である。照り焼きは甘めの方が美味しいので砂糖も半量加える。煮詰まりすぎたらほんの少々の水を足して調節する。
鶏もも肉を1枚で買うとだいたい250〜300Gくらいあるのでいっぺんに一度食べるにはちょっと多い。少し残して翌日の弁当とか、翌晩のおかずのもう一品としても良い。

今日はブロッコリーを茹でたのを添えた献立とした。
(材料費 鳥もも肉180G¥173 キャベツ1/12ケ¥16 ブロッコリー1/4ケ¥30)