単身赴任サラリーマンの昼飯の問題について考える

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平均的収入の単身赴任サラリーマンにとって、食費の削減は重要な問題だ。

昼夜とも外食が許される恵まれた経済状況の方もいるだろうが、少なくとも僕には許さることではない。経済的に許されたとしても、カロリーや塩分の取りすぎによる健康への影響も気になる年頃だ。

僕の場合、夕食はほぼ全て自炊である。かかるコストは大体1食¥300〜¥400くらいである。

昼食はどうか。単身赴任一年目は会社近くのすき家・幸楽苑・かつ屋にローテーションで行っていた。大体1食¥500〜¥700くらいかかる。そのうちもう少し安く済ませたいと思い、スーパーの¥298〜¥398の安い弁当を買うことが多くなったが、これは揚げ物ばかりですぐに飽きてしまった。

今は、会社の近所のスーパー「ツルヤ」で店内で焼き立てのパンを買ってくることが多い。お気に入りはフランスパン生地にベーコンが挟み込まれて細長い穂の形に焼き上げた、「ベーコンフランス(¥159)」だ。他、同じくフランスパン生地で角切りのチーズが載せられた「チーズフランス」、ポテトサラダとマヨネーズが載った「ポテトフランス」(いずれも¥159)もよく買う。どれも結構美味しい。甘いパンやマーガリンが沢山入っていそうなパンは買わない。

パン1個としては結構なサイズがあるのと、フランスパンのため噛み応えがあり慣れてしまえばこれ一個でも物足りなさは感じない。大体昼から腹一杯食べるとどうしても眠くなるし、腹一杯にならないと満足出来ない食生活だと間違いなくメタボになる。

毎日パンだと栄養の偏りが気になるので、一緒に野菜入りのスムージーを買ったりしている。これだと昼飯一回のコストは¥300以内に収まる。

たまには気分転換で外で食べることもあるが、1年目と比べると昼飯代だけで月間¥5,000〜¥7,000の節約となった。

会社には手作り弁当を持って来ている人もいるが、僕自身は作るのが面倒くさいのと、単身赴任者が自分で作った弁当を1人デスクで食べている光景というのはあまりにも哀愁に満ちているのではないかという心配を勝手にして、今のところ考えていない(パンをモソモソ食べている光景も同じ様に見られている可能性は高いのだが)。

いずれにせよ、おじさんが一人でものを食べている光景というのは哀愁に満ちているものなのだろう。これは仕方ない。

今は会社のすぐ近くに焼き立てパンを提供するスーパーがあるから助かっているが、これが職場が変わったりして手に入らなくなったらどうしよう。また考えなければならないな。

たかが昼飯だが、なかなか悩ましい人生のテーマである。


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Tanoyatsu

40代半ば、妻と二人の女の子を残し、長野に単身赴任中。料理・掃除大好きのおばさん力高め男子。趣味は料理の他・ジョギング・水泳・乗り鉄。数年前から断捨離・ミニマリストに興味を持ち、「モノを極力持たないライフスタイル」をゆるめに実践中。

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